低刺激な白髪染め

白髪染めの使い方

白髪染めとカラートリートメントを併用してきれいに染める

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白髪を思った色に染めるために、白髪染めとヘアカラーを使う「ダブルカラーリング」という方法をご紹介しました。

白髪染めとヘアカラーの良いところを取ってキレイに染める方法です。

ですが、一度に2度染めるこの方法は、髪や頭皮へのダメージが大きくなります。

そこで、できるだけダメージを抑えつつ、髪を思った色に染めるために、白髪染めとヘアカラートリートメントを併用するという方法があります。

カラートリートメントにはトリートメント効果があるため、傷みを抑えられるというわけです。

しかし、デメリットはないのでしょうか?
一回で染める場合とのメリット、デメリット比較や、注意点をご紹介します。

1.白髪染めとカラートリートメントを併用するメリット、デメリット


白髪染めとヘアカラートリートメントの併用は、キレイに髪色が発色するのでというメリットがあります。

他にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?

白髪染めだけ、ヘアカラートリートメントだけの場合と比較してみました。

白髪染め ヘアカラートリートメント 白髪染め+ヘアカラートリートメント
髪の毛へのダメージ
染まりやすさ
頭皮へのダメージ
色落ち

それでは、それぞれの違いを解説して行きたいと思います。

1-1.髪へのダメージ

白髪染めをすると髪の毛がギシギシと傷んでしまいます。
これは髪の毛の奥深くにまで染剤が浸透するからです。

特に白髪染めとヘアカラーを併用した場合にはかなり傷んでしまいます。

しかしヘアカラートリートメントは、髪の補修成分があるため、染めながらも補修してくれてダメージが軽減されます。

補修効果が高く、低刺激なヘアカラートリートメントにどんんあものがあるかは、以下のページをチェックしてみてください。

>>おすすめのヘアカラートリートメント3選

1-2.染まりやすさ

白髪染めの上からヘアカラートリートメントをするのは、白髪染めの上からヘアカラーをするのと同じで、発色が非常に良くなります。

ヘアカラートリートメントでは染まりにくい白髪部分を白髪染めによって染めるからです。
その上からヘアカラートリートメントの色を足すため、思った色に染めやすくなります。

1-3.頭皮へのダメージ

白髪染めには以下のような有害物質が含まれています。

有害物質

  • ジアミン
  • タール色素
  • 過酸化水素

これらの成分があるため白髪染めは髪の毛の芯まで色を染めることが出来るのですが、これらは発がん性物質であり、強いアレルギー反応を引き起こす可能性が高い成分です。

そのため、頭皮へのダメージも大きくなります。

ヘアカラートリートメントには、上記のような有害物質は含まれていません。

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1-4.色落ち

ヘアカラートリートメントの欠点は、髪の毛の内部にまで色素が定着しないこと。

そのため、白髪染めに比べると色落ちしやすくなります。

白髪染めの上からヘアカラートリートメントをすれば、白髪は白髪染めで染まっているので色落ちしにくいのです。

2.白髪染めとカラートリートメント併用の注意点

白髪染め

白髪染めとヘアカラートリートメントでは、製品としての性質が大きく異なります。

白髪染め

A剤とB剤を髪の毛に塗り、それぞれの染料が髪の毛の中で化学反応を起こし、髪の毛の色を染める染剤

ヘアカラートリートメント

シャンプー後のトリートメントのように使って、髪の毛の色を上塗りする染剤。
その名の通り、トリートメント効果がある

どちらも白髪を染めることが出来る製品ですが、染め方が異なります。
白髪染めは髪の毛を化学反応によって染める染剤で、ヘアカラートリートメントは、髪の毛の芯まで色素が入らない製品です。

ですから、併用する際には使う順番が大切になります。

2-1.ヘアカラートリートメントに白髪染めを上塗りしてはいけない

白髪染めとヘアカラートリートメントは、髪の毛を染めるメカニズムが異なります。
そのためヘアカラートリートメントの後に、白髪染めをしてしまうと上手く髪色が発色しないという問題が発生してしまうのです。

ヘアカラートリートメントは、髪の内部に定着するタイプの染料ではありませんが、白髪染めは髪の中まで色素が入るタイプの染料です。

そのため、ヘアカラートリートメントの上から白髪染めをすることは出来ます。
ヘアカラートリートメントをしていても白髪染めの成分が髪の毛に浸透するためです。

しかし、問題は2つの染料と染剤が混じり合ってしまうということ。

ヘアカラートリートメントで変色した髪に、さらに白髪染めで髪を染めると色が混ざりキレイな色に発色せず、緑色っぽくなってしまうのです!

イメージは、パレットの上でバラバラの絵の具を混ぜ合わせるようなもの。

ですが、その逆は問題ありません。

すでに白髪が白髪染めによって黒く染まっているため、その上からヘアカラートリートメントをしても、髪の色がヘアカラートリートメントの色に染まるだけで、染毛剤と染料が混ざり合うことはありません。

もしすでにヘアカラートリートメントで髪の毛を染めている場合は、最低でも10日以上経ってから、白髪染めを塗るようにしてください。

3.併用はやっぱり心配な方にオススメのカラートリートメント

白髪を思ったように染めたいし、できるだけ髪の傷みも抑えたいという方は、今回ご紹介した「白髪染めとヘアカラートリートメントの併用」がおすすめできます。

しかし、かぶれやすかったり、すでに髪がかなり傷んでしまっている場合は、ヘアカラートリートメントだけで染める方がいいのではないでしょうか。

最近では明るい色に染められるヘアカラートリートメントも出てきていますので。

以下のページでご紹介していますので、参考にしてみてください。

>>明るい色に染まる!白髪染め6選

 

◆ 傷まない白髪染めでキレイな髪に!

利尻ヘアカラートリートメント

ジアミンなどの刺激が強い薬剤を使わない、無添加、低刺激な白髪染め。利尻昆布による高い保湿効果と、トリプルPPTによる補修効果で髪のダメージをしっかりケアしてくれます。
選べるカラーバリエーションは、ブラックからライトブラウンまで4種類あり、明るい色に染めることもできます。
イヤな臭いもなく、きれいな艶髪に仕上げることができる白髪染めです。


LABOMOスカルプアロマヘアカラートリートメント

アートネイチャーが開発した白髪染めトリートメント。たった3分で染まるので簡単でいいですね。
トリートメント成分としては、7種の植物由来の美容保湿成分が配合されています。
名前の通り、白髪染めなのにアロマの香りが楽しめるのが特徴
カラーバリエーションは3種類から選べます。


マイナチュレカラートリートメント

染まることだけでなく、トリートメント効果にもこだわった白髪染めトリートメント。
注目したいのは補修成分。
サロントリートメントなどで良く使われるペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)を配合していて、髪とキューティクルを補修します。
他にもPPTなどの補修成分が多数配合されているので、ギシギシせず、つやのある美しい髪に仕上がります。

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