自宅でできる簡単ヘアケアの方法と基本
プロの仕上がりが期待できる美容院はとても役に立ちますが、時間や費用のコストを考えると、気軽に頻繁に行くのは難しいかもしれません。
しかし、大丈夫です!
自宅でできる簡単なヘアケアを取り入れることで、あなたの髪がいつでもキレイな状態に保つことができます。
毎日の習慣にしてしまえば、美容院に行く必要もなくなるかも!?
Check! 大人の女性のヘアケアの方法
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ヘアケアの方法と基本
自宅でのヘアケアは面倒だと感じていませんか?
実は毎日やっているシャンプー、トリートメント、ドライの方法を少し見直すだけで十分改善します。
自宅でできるヘアケアの手順は次の3ステップです。
順番に見ていきましょう。
1つ目は傷んだ髪の補修です。
髪の一番外側の層であるキューティクルへのダメージが、髪の傷みの始まりです。
キューティクルとは髪の内部のタンパク質などの栄養素や水分が外に流れ出内容に髪の外側を保護している膜のようなもの。
しかし、紫外線やパーマ・カラーのしすぎ、ブラッシングの摩擦などが原因となって、めくれたり剥がれてしまうことがあるのです。
キューティクルには自己修復機能はありませんので、完全に剥がれる前に洗い流さないトリートメントなどで補修してあげることが大切になります。
キューティクルがダメージを受ける原因としては次のようなものが考えられます。
- ブラッシングによる摩擦
- アイロンやドライヤーの熱
- 紫外線
- カラーリング
- パーマ
キューティクルを守るためには完全に剥がれてしまう前に補修してあげることが大切です。
めくれ上がったキューティクル同士を貼り合わせる成分を含んだシャンプーやトリートメントを使ってみましょう。
- CMC
- セラミド
- NMF
- 18-MEA
などが有効です。
関連記事:キューティクルを補修する方法
髪には12%の水分を含んでいる状態が良いと言われています。
水分が不足すると髪がパサついたり、切れ毛や枝毛の原因になります。
水分は様々な原因で流れ出てしまい、乾燥の原因になります。
例えば、
- 髪を濡れたままにする
- 紫外線
- ブラッシングによる摩擦
- アイロンやコテによる熱ダメージ
などです。
では、髪に水分補修するにはどうしたらよいのでしょうか?
それを知るために、まずは髪の構造を見てください。
髪の内部はコルテックスと呼ばれるタンパク質で満たされています。
タンパク質は水分を保持できますので、髪の内部に潤いを閉じ込めしっとりさせることができます。
髪はダメージを受けるとこのタンパク質が外に流れ出てしまい、水分を溜めておくことができなくなります。
そこで、流れ出してしまったタンパク質を補うシャンプーやトリートメントを使うことで、髪に潤いが戻ります。
コラーゲンやヒアルロン酸も有効です。
これらは髪の外部にとどまって潤いを保持する効果があります。
即効性のある保湿方法としては、洗い流さないタイプのアウトバストリートメント使う方法があります。
特に皮脂の分泌が少なかったり、ロングヘアの場合は全体に皮脂が行き渡らないことがあるので効果的です。
お風呂上りにタオルドライをした後に少量なじませれば、ドライヤーからのダメージを防ぐこともできます。
ヘアオイルでキューティクルの外側を保護してあげれば、髪が絡みにくくなり静電気も起こりにくくなります。
乾燥してパサパサの髪は、パチパチと静電気が起きやすいので、保湿して予防しましょう。
静電気はでキューティクルにダメージを与えるので注意が必要なのです。
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髪は濡れた状態ですと、キューティクルが開いています。
すると内部にあるタンパク質や水分が流れ出しやすい状態になっているのです。
髪を守る為にも、湿った状態をできるだけ早く乾かして解消してあげることが大切です。
そこで重要になるのがお風呂上りのタオルドライとドライヤー。
まずタオルドライですが、タオルドライをしっかりすることで、ドライヤーの時間を短くできます。
行うときは、優しい力加減で、吸水率のよいタオルを選んで行いましょう。
最初に、タオルを頭にかけ、地肌に指を立てながらタオルに水分を吸収させてあげます。
擦り過ぎないように注意することがポイントです。過ぎに毛先の水分を取り除きます。
こちらは、タオルで毛先を挟み込むようにして、摩擦によるダメージを防ぐためポンポンと軽く手で叩きながら、決してこすらないように水気を切りましょう。
タオルをわざわざ買うことまではオススメしませんが、せめてタオルドライ専用のタオルで行うように心がけてあげることがポイントです。
身体を拭いたタオルをそのまま使うと、湿っていますので吸水率が悪いです。
また、ゴワゴワのタオルは摩擦力が高くて髪や地肌を傷めてしまいがちですので、柔らかい素材のものを選んで使ってあげましょう。
次にドライヤーでの乾燥です。
髪は濡れっぱなしだと傷みやすいので、すぐに乾かすようにしましょう。
できるだけ風量の強いドライヤーを選び、同じ場所に風が当たり続けないように注意しながら乾かしていきます。
9割くらい乾いたら冷風に切り替えます。
オーバードライでパサパサになるのを防ぐのと、髪を冷やすことで艶出し効果があります。
髪は冷えるときに形状が決まる性質がありますので、軽く引っ張りながら冷やすことでくせやうねりを伸ばす効果もあります。
ここまでヘアケアの基本手順をご説明してきましたが、どんなヘアケア商品を選べば効果的なのかをご紹介していきます。
おすすめのヘアケアアイテム
ヘアケアの基本の3ステップ、補修、保湿、ドライで使う、オススメ用品をご紹介します。
1.補修
スーパーなどで手軽に安く手に入るシャンプーは、高級アルコール系や石鹸系が多いです。
洗浄力は強いですが、髪に必要な皮脂や水分まで落としてしまうのでオススメはできません。
髪のタンパク質と似た成分が含まれているアミノ酸系シャンプーに切り替えてあげましょう。
値段は少々高めの価格帯ですが、シャンプーをアミノ酸系にするだけで、しっとりと水分を保った髪を維持できます。
総合的に見ると、トラブルが生じて美容院に通うなどのお手入れの手間が減りますので、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
先ほどご紹介しましたキューティクルを補修する成分の他に、PPTやペリセアといった成分が傷んだ髪の補修に効果があります。
美髪ベースメイクシャンプー&トリートメント
守り髪はペリセア、PPT、CMCなど、補修に必要な成分がたっぷり配合されており、非常に補修力が高いシャンプー、トリートメントです。
ナノリペアーCMCは18MEA、セラミド、コレステロールで構成された成分で保湿力が高く潤いを保ってくれます。
アルガンオイルも配合されていて、潤いを保つのに効果的です。
その他の補修効果のあるシャンプーはこちらにまとめています。
Check! 傷んだ髪にオススメのシャンプー
2.保湿
洗い流さないトリートメントで保湿するのがおすすめです。
保湿効果が高いヘアオイルを使うのがよいでしょう。
オリーブオイルも話題にはありますが、乾燥した後ギシギシになりやすいのであまりオススメしません。
ベタつかないサラッとしたオイルがGOOD!
ヴァーチェ
南アフリカのマルラの実より抽出される希少なマルラオイル。純度100%です。マルラオイルの抗酸化力はオリーブオイルの約10倍と非常に高い効果を有しています。洗い流さないアウトバストリートメントとして使ったり、頭皮マッサージ用オイルとしてはもちろん、美容オイルとしてお肌のケアにも使えます。ベタつかず、サラっとしているので使いやすいのも魅力です。
3.ドライ
ドライヤーの熱は髪にダメージを与えてしまうものですが、自然乾燥させるのも髪にはよくありません。
そこで、ドライヤーにこだわってみるのはいかがでしょうか?
最近美容室でもよく見るようになったレプロナイザー(ヘアビューザー)です。
使うほど髪が美しくなると話題です。
詳細は以下の記事をチェックしてみてください。
>>魔法のドライヤー!レプロナイザーの効果を徹底解説
日ごろのケアも見直してみよう
自宅でできる簡単なヘアケアをご紹介します。
難しいことはありませんので、ご安心ください。
できるところから取り入れてみましょう。
シャンプーケアを見直す
ほぼ毎日行っているシャンプーケアの仕方や手順を見直すと、簡単ながら効果的なヘアケアができます。
まず、シャンプー前にはブラッシングを取り入れてあげましょう。
こうすることで、日中の汚れが落ちるだけでなく、シャンプーの泡立ちもよくなります。
ブラッシングは毛先から行いましょう。いきなり髪の根元に差し込んで豪快にとき始めるのは、残念ながら間違っています。
主に絡まりがあるのは毛先ですので、そこをほぐしてから、最後に全体的にとかす手順で進めると、サラサラした状態の髪になります。
次に予洗いをしっかり行います。たっぷりのお湯を使い頭皮をマッサージするように指の腹で揉みながら洗うことで、頭皮が柔らかくなり髪の汚れもほとんど落ちてしまいます。
2〜3分くらい、38℃くらいのお湯で洗ってあげましょう。
そしてシャンプーを使います。
たっぷり泡立て、毛先ではなく頭皮に付けるようにして指の腹で揉むように洗います。
時間は1〜2分くらいが目安です。洗い過ぎは乾燥のもとですので、お気をつけください。
最後にしっかり洗い流します。
この時、洗った時間の倍は流すようにしましょう。
シャンプーも自然界にはない成分で作られています。
シャンプーが残っているとトラブルのもとです。
時間をかけてしっかり洗い流してあげましょう。
またこの時に爪を立てないように注意してあげることも大切です。
トリートメントで保湿する
即効性が高い保湿ケアとしてアウトバストリートメントを取り入れる方法がオススメできます。
タオルドライをした後に、髪全体ではなく毛先を中心に、髪の2分1くらいを目安につけましょう。
頭皮につけてしまうと髪がぺたんとへたる原因になってしまいがちですので、注意が必要です。
これだけでも効果がありますが、さらにスペシャルケアとしてパックする方法をご紹介します。
こちらはトリートメントを使います。
まず、お湯を絞ったホットタオルを用意して、トリートメントをつけた髪に巻きます。
次にシャワーキャップをつけます。
この状態で15分間置きましょう。
あたためることで髪のキューティクルが開き、トリートメントの有効成分がグングン髪に浸透していきます。
最後に、シャワーで流してあげればOKです。
このトリートメントパックを毎日行うと、艶のあるしっとりとした髪が持続できます。
美容院に行かなくてもプロの仕上がりが期待できますよ。
日ごろの自宅ヘアケアを少し気をつけてあげるだけで髪が整います。
できることからちょっとづつ取り入れて美しい髪を維持してあげましょう!
繰り返すことで、あなたの髪がどんどん素晴らしく仕上がります。
お悩み別ヘアケアのまとめ
ここまでは基本的なヘアケアの方法をご紹介してきましたが、髪質や髪の状態によって注意すべきポイントは少しずつ異なってきます。
お悩み別の解消法を紹介した記事をまとめておきます。
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