くせ毛の直し方!髪をまっすぐにするシャンプーはコレ

くせ毛の直し方!髪をまっすぐにするシャンプーはコレ

くせ毛

 

寝る前は真っ直ぐだった前髪が、朝起きたらくるんとなってる!
どうにも直らなくて困ってしまった、ということはありませんか?

 

たかが前髪、されど前髪。
前髪がくるんとなったままでは、お出かけできませんよね。
くるんとなった前髪を思い通りにスタイリングするにはどうすれば良いのでしょうか。

 

くせがつきやすい髪のケア方法やそのくせを活かした髪型などをご紹介しましょう。
これで忙しい朝でも前髪のくせをしっかり直せますよ。

 

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前髪がくるんとなる原因

実は日本人の92%は生まれつき直毛で、天然パーマと呼ばれる遺伝的なものはかなり少ないのです。
元々直毛だったのにくせ毛になってしまったのは、髪を乾燥させてしまうシャンプーを使っているからです。

 

市販のシャンプーは男性でもスッキリするように洗浄力がすごく高い成分が使われています。
髪は乾燥すると、しなやかさがなくなり、くせが付きやすくなります。
子供の頃は天使の輪ができるような直毛だったのに、こういったシャンプーを使い続けていることで徐々にくせ毛になってしまったのです。

 

くせ毛対策に効果的なシャンプーには、クイーンズバスルームがあります。

 

詳しくは、うねり、くせ毛、はねる髪のヘアケアをご覧ください。

 

 

くせ毛には種類がある

 

くせ毛には色々な種類があります。
たとえば日本人のくせ毛と黒人のくせ毛は違いますよね。
日本人に多いのは「波状毛(はじょうもう)」というタイプで、その名の通りウェーブ状に髪がうねっています。

 

雨の日は広がりやすく、髪型が決まらなくてイライラしますね。
朝一生懸命にストレートにしても、いつの間にかウェーブが出てくるので困ったものです。

 

前髪が短い

 

髪の長さはくせ毛と関係があります。
短いとくせがつきやすいので、寝る前に乾かしたつもりでも寝ている間に前髪にくせがついてしまうのです。

 

前日の夜にしっかり乾かしていない

 

その乾かし方に問題があるかもしれません。
きっちり乾かさずに髪の内部に水分が残ったまま寝てしまうとくせがつきやすくなるからです。

 

たとえばカールするとき、濡らしてからカーラーを巻いて乾かしますよね。
髪が濡れたまま寝るということはそれを同じことをしているということ。
髪に水分が残った状態で横になることで、そのままくせがついてしまうのです。

 

濡れて寝ると何がいけないのか、それはたんぱく質どうしの結びつきと関係があります。
髪のたんぱく質は「水素結合」という方法で結びついていますが、濡れるとこの結びつきが離れ、乾燥する時にまた結合してその時の形で固定されるんです。

 

ですから、朝起きた時に前髪がくるくるしているのは、寝ている間に水素結合によって形が変わってしまったからなのです。

 

毛穴に汚れが溜まっているとくせ毛になる?

 

毛穴に皮脂汚れが溜まっていると、髪の毛が真っ直ぐ生えることができず毛穴の隙間からうねって押し出されるようになります。
すると、毛はクセが付いた状態で生えてきてしまうことになります。

 

毛穴の皮脂詰まり

 

頭皮に余分な皮脂が溜まっていることが原因です。
シャンプーが正しくできていないのではないでしょうか?
正しいシャンプーのやり方を覚えて、余分な皮脂はしっかり落としましょう。

 

頭皮がベタつくなと感じたり、地肌ニオイが気になりだしたら注意が必要です。
頭皮をクレンジングして余分な皮脂を取り除きましょう。

 

毛穴に詰まった皮脂は酸化してしまうと通常のシャンプーでは取り除けないことがあります。
しかし、よく売られているクレンジングシャンプーには注意が必要です。
サロンで販売されているものの中にも、刺激が強く、洗浄力が高い成分で皮脂を無理やり洗い流すものが多く、こういったものは髪や頭皮を乾燥させ、ダメージを与えてしまいます。

 

髪や頭皮に優しく、乾燥させないためにはオイルクレンジングがオススメです。
皮脂もオイルですから、オイルを馴染ませれば溶かし出すことができ、乾燥も防げるのです。

 

また、炭酸クレンジングも頭皮の汚れを取ると共に、血行を促進する作用もあるのでおすすめです。
最近では、炭酸オイルクレンジングができるシャンプーも出てきています。

 

どんなものがあるかは、以下のページをチェックしてみてください。

 

参考:ベタつく髪をさらさらでふんわりさせるヘアケア

 

 

生まれつきくせ毛

 

生まれつき、というのは遺伝子の問題です。
先端的なくせ毛の場合はどうしようもありません。
髪を切っても治りません。

 

先天的なくせ毛は毛穴が曲がっていることが多いもの。
曲がった毛穴から出てくる髪はどうやっても歪んでしまうので、これを根本から解消するのはとても難しい問題です。
スタイリングで真っ直ぐにするしかありません。

 

毛穴の形が原因かどうかは、髪を濡らしてみると分かります。
毛穴の形が原因であれば、濡らしてもクセは直りませんが、その他の原因の場合は水分を含むことでクセが直ります。

 

ホルモンバランスの乱れ

 

後天的なくせ毛の場合は、ホルモンバランスの乱れが関係していることが多く、第二次性徴期である思春期に急に髪がうねったりくるくるしだす事があるようです。

 

それ以降もストレスや妊娠、出産といったホルモンバランスが大きく乱れる時期にはくせ毛が出やすくなる傾向があります。

 

40代以上は毛穴の形が原因かも?

 

年齢を重ねると頭皮がたるみ、毛穴がゆがんでしまう場合があります。
40歳を過ぎて髪がうねりだしたり、チリチリになってしまったというのは頭皮のたるみが原因かもしれません。

 

また、更年期などでホルモンバランスの変化などがあるとクセ毛になることがあります。
ホルモンバランスの変化は、コルテックスの構造に偏りを生じさせてしまいます。
そうすると、縮みやすい部分と伸びやすい部分が不均一にできてしまい、クセとなって現れるのです。

 

詳しい内容と対策方法は以下のページをチェックしてみてください。

 

参考:年齢と共に髪質が変化!チリチリになった髪の改善方法

 

 

髪の傷みとくせ毛の関係

髪はカラーリングやパーマをかけていなくても、生活の中で思ったよりダメージを受けてしまっています。
下の図のように、ダメージを受けた髪は、内部のタンパク質(コルテックス)が部分的に抜けてしまっている状態。
タンパク質が詰まっている部分とスカスカの部分ができてしまうと、収縮が不均一になりクセが現れるようになるのです。

 

正常な髪の断面図のイメージ

健康な髪

 

傷んだ髪の断面図のイメージ

ダメージヘア

 

これを治すには、髪の内部補修が必要となります。
タンパク質が流れ出てしまった箇所にはダメージホールと呼ばれる穴ができてしまっています。
補修するにはダメージホールにPPTと呼ばれるアミノ酸成分を補給してあげれば良いのです。

 

ダメージを受けたキューティクルを補修することでも、くせが出にくくなります。
キューティクルが整っていると、しっかりして真っ直ぐになりやすくなります。

 

縮毛矯正やストレートパーマは、髪にダメージを与えてしまいますので、取れた後にくせが出やすくなる可能性があります。
そしてまた縮毛矯正をしてしまうと、どんどん髪は傷み、負のスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。
そうなる前に、シャンプーを見直してみてはいかがでしょうか?

 

自宅で簡単にできますし、縮毛矯正をするよりもずっと安いのでオススメです。
どのシャンプーを使えばいいかは以下の記事を参考にしてみてください。

 

参考:傷んだ髪を補修するヘアケア

 

 

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くせ毛の治し方やスタイリングの方法

 

まずは朝起きた時のくせ毛の治し方とスタイリングの方法、またくせを予防する方法をご紹介します。

 

くせ毛用シャンプーを使う

 

くせ毛を改善するためには、髪を乾燥させる市販のシャンプーをやめて、髪に潤いを与えるシャンプーに変えましょう。
髪の水分量が回復すればくせ毛は改善します。

 

こういったシャンプーを使い続けることで、徐々にですがくせ毛が改善されていくでしょう。
普段のスタイリングと組み合わせるといいかもしれませんね。

 

さらに詳しい内容は、以下のページをチェックしてみてください。

 

参考:くせ毛を解消するヘアケア

 

 

自然乾燥させない

 

髪を洗った後はドライヤーでしっかり乾かしましょう。
濡れたままの時間が長いと、たんぱく質の結合がほどけてくせがよりはっきり出てしまいます。

 

毛先は乾燥しやすいので、根元を中心に手早く乾燥させます。
ドライヤーは髪から20cm以上放す、ヘアオイルなどを使って髪を保護する、などすれば髪を傷めずに乾かすことが出来ますよ。

 

冷風を当てて形をキープ

 

熱風で乾かした後は、冷風を当てましょう。
これでドライヤーをかけた時の形が形状記憶されます。
キューティクルを落ち着かせて髪を真っ直ぐにするとともに、髪の水分を閉じ込めて潤いを保つのにも役立ちます。
このひと手間が寝癖がつくのを防ぎます。

 

根元からしっかり濡らす

 

それでも翌朝前髪がくるんとなってしまったら、スタイリングするために根元からしっかり濡らしましょう。
毛先だけを濡らしても効果がありません。
くせがついている部分を必ず根元から濡らして下さい。

 

そして少し時間をおいて、水分がなじんでからドライヤーでスタイリングするとくせが直りやすいですよ。

 

ホットタオルで蒸らす

 

水や寝癖直しウォーターで濡らすのもいいのですが、ホットタオルで蒸らすというのもおすすめです。
このときも毛先に当てるのではなく、根元にタオルが当たるようにして下さい。

 

手櫛で半乾き→ドライヤーでブロウ

 

さあ、根元から髪をしっかり濡らしたら、手櫛で簡単にブロウします。
半乾きになる程度で大丈夫です。

 

ザッと乾かしてからドライヤーとブラシでブロウします。
大きめのカールブラシで内巻きにすると真っ直ぐな前髪に戻ります。

 

または、ヘアアイロンを使って真っ直ぐに伸ばすのもありです。

 

ダメージがくせ毛の原因になりまうsから、できれば傷まない、ダメージケアができるアイロンを選んでください。

 

>>傷まないヘアアイロン!ヘアビューロンの種類と効果

 

 

スタイリング剤で形をキープ

 

思い通りのスタイリングが出来たら、最後はスタイリング剤を使ってしっかりキープ。
これで元に戻るのを防ぎます。

 

前髪にパーマをかける

 

前髪にだけ根元からゆるめにパーマをかけるのもおすすめ。
ストレートパーマでまっすぐにするのもいいですが、どうせならくせ毛を活かしてゆるくかけるとふんわりして女性らしい印象に。

 

縮毛矯正

 

どうしても真っ直ぐな前髪が欲しい、ストレートにしたいという場合の最終手段は縮毛矯正です。
くせ毛をそのままに毎日長時間かけてヘアケアするよりは楽になるでしょう。

 

くせ毛を活かす髪型

 

自分でスタイリングするのは難しいし、朝は時間が無くてうまくいかない!という人は、そのくせ毛を活かした髪型に変えてみてはいかがでしょうか。

 

くせ毛を無理に真っ直ぐにしようとするのではなく、その流れを活かすとかえってその無造作感がスタイリッシュに見えるものです。

 

ふんわりと無造作なボブ

 

全体をきっちりまとめずに、前髪を少し多めにします。
くせ毛のカールを活かしたままのボブは全体に柔らかい印象になり、スタイリングにも時間がかかりません。

 

ストレートボブはおかっぱ頭の様になってしまうこともありますが、くせがあることでかえって自然な形に仕上げることが可能です。

 

ミディアム

 

毛先をそろえずに、くせ毛のうねり感がそのまま出るように動きを出します。
はねやうねりはあえてそのまま残しましょう。
ワックスなどを手につけてくしゅくしゅっとするだけでセットが簡単にできます。

 

ルーズなロング

 

ロングも前髪を少し重めに。
全体にくせはそのままで、毛先を少しカールさせるとエアリー感が出ます。
髪色を明るくすると思い印象を与えません。

 

 

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