朝まとまる髪に!アイロンを使わずスタイリングするには?
髪がパサパサでうまくまとまらない!と朝から鏡の前で格闘していませんか。
特に乾燥する季節は、普段よりも髪がぱさついて、ますますまとまりが悪くなりますね。
スタイリングがきれいに決まらないとなんだか1日憂鬱になってしまいます。
寝癖もつきやすいですし、ボサボサで恥ずかしい・・・
そんなときはどうすれば良いのでしょうか。面倒で髪を束ねてしまう人もいると思いますが、ヘアケアの仕方でまとまる髪にしていくことも出来るんです。
まとまらない髪からまとまる髪へ、毎日のヘアケアで思い通りの髪を手に入れませんか。
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髪がまとまらなくなる原因
髪がぱさついてまとまらなくなる原因にはいくつかあります。
髪のくせ
元々の髪質の問題も大きいですね。
日本人は生まれつきうねった髪の人は少なくて、ほとんどが直毛なのですが、成長するに従って髪がうねったりくせ毛になったりする人が多いんです。
髪はたんぱく質で出来ていますから、肌と同じでそのたんぱく質の「キメ」が整っていれば髪はつるつる、しっとりした感触になるんです。
ところが、髪の乾燥が原因で髪内部の水分が減ってしまったことにより、そのたんぱく質の並びがガタガタにくずれてしまうと、外からさわった時にもガタガタ感のある髪に。
これがたんぱく乾燥です。
髪の主成分であるたんぱく質が局所的に乾燥すると、その部分が硬くなってくせが付いたりうねったりします。
たんぱく乾燥の原因も洗浄力が強いシャンプーが原因です。
たんぱく乾燥を防いでくせ毛を改善するシャンプーを使うことで改善します。
どんなシャンプーが良いのかは、以下の記事でご紹介していますのでチェックしてみてください。
毛穴の歪みも問題です。
あまり見ることがないので気づきませんが、加齢や乾燥によって頭皮も顔と同じようにたるんだりシワが出来るんです。
そうすると、当然毛穴も歪んできます。
真っ直ぐな髪というのはまん丸の整った形の毛穴から出てきますが、この毛穴が歪んでしまうと生えてくる髪自体が歪んでしまうため、うねりのあるくせ毛になるのです。
髪のくせがひどいとまとまりにくくなりますね。
髪のカットの仕方の問題
髪もカットの仕方によってまとまりやすくなったり、逆にまとまりにくくなったりします。
髪自体は健康なのにどうにもまとまらない、という場合はもしかしたら髪質とカットの仕方があっていないのかもしれません。
原因としては髪の減らし過ぎが考えられます。
くせ毛が気になって何とかまとまるようにしたいと軽くしたつもりが髪をすきすぎてしまい、逆に広がりやすくしてしまうのです。
くせ毛の場合はある程度の重みがあった方が髪はまとまるので、すきすぎはよくないんですね。
髪のダメージ、水分不足
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パサパサと乾燥した髪では、当然まとまりにくいですよね。
髪がダメージを受けて乾燥する原因にはいくつかあります。
髪は濡れるとキューティクルが開きます。
その状態で放置したり、ごしごしタオルでこすったり、何度もブラシでとかしたりすると、キューティクルがはがれてしまい、中の水分が蒸発する原因になります。
また、シャンプーの仕方も問題です。
シャンプーは髪を洗うものではなく、頭皮を洗うためのものです。
髪の汚れはシャンプー前の予洗いでほとんど落とすことが出来ますから、シャンプーをつけてからごしごし髪を洗う必要はないんです。
しかも、泡立てる時に最初に手で泡立ててから洗っていればいいのですが、シャンプーを直接頭皮につけて、髪で泡立てていないでしょうか。
濡れた髪をごしごしこすることになるので髪を傷めます。
また、ドライヤーの間違ったかけ方、パーマやカラーの繰り返しによって髪はどんどん乾燥していきます。
カラーリングやパーマの繰り返しなどで髪がはげしく傷んでいると、ハリコシがなくなって髪が真っ直ぐになる力がなくなります。
そのため、寝ている間に髪の毛に型が付き、朝起きると寝ぐせがひどいという状態になります。
市販のトリートメントでは、ダメージヘア用でも補修力はなく、シリコンでのコーティングで指通りを良くしているだけのものがほとんどです。
本当に補修力のあるシャンプー、トリートメントを使わないと、朝のまとまらない髪は解消できません。
どんなシャンプー、トリートメントが良いかは以下の記事に書いていますのでご覧ください。
髪の栄養不足
髪はたんぱく質から出来ているので、食事がとても大事です。
肉や魚、大豆製品などのたんぱく質はもちろん、それを代謝するためのビタミンやミネラルなど、栄養バランスの良い食事をしていないと、頭皮や髪に栄養が行き渡らずにぱさつく原因になります。
不規則な生活や過剰なダイエットは髪の栄養にも影響しているんですね。
ダイエットで筋肉不足になると身体が冷えやすくなります。
身体が冷えるということは血行が悪く、これも頭皮に酸素や栄養分がいかない原因になりますから、髪を傷めてしまうことになるんです。
女性ホルモンの乱れ
私たち女性はストレスの影響を受けやすく、ちょっとしたことでも女性ホルモンのバランスが乱れてしまいます。
女性ホルモンには肌や髪のツヤを良くするという働きもあるので、そのバランスが乱れると髪がぱさついたり、薄毛の原因になってしまいます。
また、更年期の人も女性ホルモンの減少によって同じような症状が出てきます。
まとまる髪にする方法
髪がぱさつく一番の原因は、髪の水分不足、髪の乾燥です。
水分と油分のバランスがよく、手ぐしでもまとまる髪にするためのお手入れ方法をご紹介します。
オイルでヘアパック
椿オイルなど髪に良い植物オイルを使ってヘアパックをしましょう。
髪を洗う前に毛先を中心にオイルをなじませます。
出来れば蒸しタオルなどをして10〜15分おいてから普通に洗い流しましょう。
シャワーキャップをかぶって湯船につかるのもいいですね。
頭皮を健やかにするためにもオイルパックは有効です。
少しオイルを多めに手に取って、頭皮につけてマッサージをします。
それから蒸しタオルを巻いて10ほどおいてからシャンプーをします。
毛穴の詰まりも解消されますし、頭皮の血行が良くなって健康な髪の成長を促します。
シャンプーを変える
今使っているシャンプーが頭皮や髪に刺激が強すぎるのではないでしょうか。
合成界面活性剤の入ったシャンプーでは、洗浄力が強すぎて必要な皮脂まで洗い流してしまうことと、キューティクルを傷めて髪の乾燥を助長してしまいます。
傷んだ髪でも安心して使えるアミノ酸シャンプーにかえると、必要な潤いは保ったままで頭皮や髪を洗うことが出来ます。
洗いすぎずに髪を補修していく働きがあるので、髪のぱさつきやダメージが気になる人ほど使って欲しいシャンプーです。
どんなシャンプーがダメで、どんなシャンプーがいいのかは、以下の記事をご覧ください。
アウトバストリートメントを使う
シャンプーをした後にドライヤーですぐに乾かすのは大切なことなのですが、そのまま乾かしてしまうと熱のダメージをそのまま受けてしまうので髪がぱさつく原因になります。
軽くタオルドライした髪には、アウトバストリートメント(洗い流さないタイプのトリートメント)をつけてからドライヤーで乾かすようにして下さいね。
ドライヤーの熱と乾燥から髪を守り、潤いを逃さないようにしましょう。
ヘアオイルを付けた後のアイロンはNGです。
髪が焦げてしまう心配があります。
アウトバストリートメントにはクリームタイプ、オイルタイプなど様々なものがあります。
どんなトリートメントがあるかは以下の記事ご紹介していますので参考にしてみてください。
スタイリングをがんばる
美容院に行って髪を切ってもらった後は本当にきれいに髪がまとまりますよね。
それはスタイリングの仕方が上手だからです。
もちろん、プロのようにスタイリングをするのは簡単ではありませんが、ここは慣れるしかありません。
髪がうねったりぱさついたりして広がっている時は、毛先にだけスタイリング剤をつけてブローしてもなおりません。
根元からしっかり濡らして少し時間をおき、ドライヤーで左右に振りながら乾かしていくと髪がまとまりやすくなります。
それから、髪質、髪型にあったスタイリング剤をつけてから、根元からしっかり立ち上げるようにしてブローをしましょう。
ワックスを使う
最後のまとめとして、ブローした髪にワックスをつけてその髪型をキープします。
乾燥やパサつきが気になる髪には艶を出すタイプのワックスがおすすめです。
ワックスで大事なのはつけすぎないこと!つけすぎると髪が重くなるのと、シャンプーで落としきれずにそれが髪のダメージにつながることがあるからです。
しっかり手の平で伸ばしてから髪になじませるようにしましょう。
普段のケアに注意!
普段のヘアケアやスタイリングがまとまらない髪の原因になっている場合があります。
次の項目に当てはまっていれば注意が必要です。
当てはまるものがあれば見直してくださいね。
他にもカットによってまとまりにくくなる場合があります。
レイヤーを入れすぎたり、髪をすきすぎてもまとまりにくくなります。
いかがでしたか?
良いシャンプーを選べば、髪質はかなり改善するものです。
バサバサな髪にお悩みの方が縮毛矯正をされる場合も多いようですが、髪がかなり傷むため、効果が切れたときに前以上にバサバサになることがあります。
そのため再び縮毛矯正をするということを繰り返し、抜け出せなくなってしまうのです。
美容室に行く前に、まずは自宅で簡単にできるケアを試してみてはいかがでしょうか?
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