チクチクする毛先を柔らかくする方法

チクチクする毛先を柔らかくする方法

髪がチクチク

 

毛先が首や背中にあたってチクチクする……
なんてことはありませんか?

 

不快なチクチクの原因は、毛先の乾燥にあります。
髪は乾燥すると硬くなるため、肌に当たると刺激が強すぎてチクチクしてしまうのです。

 

では、乾燥の原因は何でしょうか?

 

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チクチクを引き起こす乾燥の原因とは?

乾燥した髪はパサパサしています。
これは、髪の表面にあるキューティクルがめくれたり剥がれたりしている為に、中の大切な水分や栄養成分が失われてしまっているからです。
髪は、メデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛表皮)の3層構造になっており、一番外側にあるキューティクルが損なわれていると、内側がダメージを受けやすくなってしまいます。

 

髪の構造

 

髪が傷んでいるとキューティクルがはがれて、髪の水分を保っておくことができなくなります。
そのため髪の水分はどんどん抜けていき、乾燥してしまうのです。

 

では、キューティクルをはがしてしまう原因は何なのでしょうか?

 

原因1:間違ったシャンプーケア

せっかくシャンプーをしていても、間違った方法ですと逆に髪の乾燥を引き起こしてしまいます。
例えば髪の毛を洗うときしっかり泡立てないで洗ってしまうと、髪同士が擦れてしまいキューティクルがめくれやすくなってしまいます。

 

髪が濡れている状態はキューティクルが自然と開いています。
そこに必要以上に刺激が加わるとキューティクルがめくれてダメージを受けて傷みやすく、乾燥につながってしまうのです。

 

原因2:髪を自然乾燥させている

前述したとおり、濡れた髪はキューティクルが開いています。
その状態でちょっと動いただけでも、キューティクルがめくれたり剥がれたりしやすいです。
特に髪が乾ききらないうちに寝てしまうと、枕と髪とが擦れダメージを受けがちです。

 

原因3:ドライヤーをあてすぎる

髪を乾かすにはドライヤーがオススメです。
ただしあてすぎると、濡れて開いているキューティクルの隙間から水分を奪ってしまい乾燥を引き起こしてしまいます。

 

また、室内のエアコンが直接髪にあたるのも乾燥につながりやすいです。
冬の暖房でも夏の冷房でも、直に髪にあてるのはオススメできません。

 

チクチクする毛先を柔らかくする方法

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ではどのようしたら、髪の乾燥を防いでチクチクを緩和できるのでしょうか?

 

答えは水分を保つことにあります。

 

ゴワゴワしたタオルも水を含むと柔らかくなりますよね?
頭の毛も十分水分を含んで柔らかい状態を保っていれば、チクチクに悩むこともなくなります。

 

対策1:正しいシャンプーケアを行う

正しいケアを行うことが大切です。
シャンプーはしっかり泡立てて使用してあげましょう。

 

こうすることで髪同士の擦れ合いを防ぎながら、髪の毛や頭皮の汚れを落とすことができます。
洗い上がりもキレイに仕上がります。

 

使うシャンプーの種類にも注意が必要です。

 

市販のシャンプーは洗浄力が高いので、皮脂を必要以上に洗い流して髪を乾燥させてしまいます。
髪を乾燥させない適度な洗浄力を持ったシャンプーを使う必要があります。
アミノ酸系のシャンプーが効果的です。

 

 

 

健康な髪でも髪質が固い人はチクチクを感じやすいということもあります。
自分の髪に合ったシャンプーを選んで活用すると、髪質の改善にもつながります。
悩んでいる人は剛毛用や髪を柔らかくするシャンプーを活用してみましょう。

 

>>太くて硬い髪を柔らかくするシャンプー

 

 

対策2:ドライヤーを短時間で済ませる

髪を洗ったあとは、優しくタオルドライしてあげましょう。
その上でなるべく手短にドライヤーで乾かすことがポイントです。
やりすぎると乾燥を引き起こしやすいので、早めに乾かすことが大切です。

 

ドライヤーは小刻みに揺らすようにして同じ箇所に風が当たり過ぎなようにしましょう。
また、使用するときは、頭から20cmくらい離しておくことをオススメします。
最初に根元や生え際を、最後に毛先を乾かすようにしましょう。

 

毛先は完全に乾かす必要はありません。
まだ少し毛先の水気が残っているくらいで終わるとちょうど良いです。

 

レプロナイザーのような、使うほどに髪がうるおうものを使うのもオススメです。

 

>>魔法のドライヤー!レプロナイザーの効果を徹底解説

 

 

対策3:キューティクルを補修する

キューティクルは髪の外側を覆っていて、髪内部の栄養や水分を流出させないようにする働きがあります。
ダメージでキューティクルがめくれていたり、剥がれていたりすると、水分やタンパク質を補っても、また流れ出てしまうことになります。
キューティクルを補修する成分が含まれたシャンプーを選んで、水分を髪に閉じ込めるようにしましょう。

 

参考:傷んだ髪を補修するヘアケア

 

 

対策4:オイルで保湿する

オイルは髪の表面を保護してくれます。
キューティクルがめくれるなどして乾燥した髪には特に効果が高いです。

 

水が一切含まれておりませんので、揮発することがなく髪を守ってくれます。
ミルクタイプもありますが、毛先のケアにはオイルタイプがオススメと言えます。
水が抜けて乾燥してしまった髪にも保護効果が期待できます。

 

特に乾燥が気になる時は、オイルパックがオススメです。

 

やり方としては、まず最初に髪をかき分けながら頭皮全体にオイルをなじませます。
次に手櫛でマッサージするように髪全体に伸ばしていきます。
特にチクチクしがちな毛先などは入念になじませましょう。

 

傷みが気になるところも同様にしっかりめになじませることがポイントです。
あとは、10分くらい時間をおいてからいつもどおりにシャンプーで洗い流せば完了です。

 

オイルの種類によっては、このオイルパックに適さないものもありますので、使い方には注意しましょう。

 

このオイルパックは即効性が高く、ドライヤーで乾かしたあとに、サラサラツヤツヤした髪になっていることを実感しやすいです。

 

初心者にもオススメのオイル

ヘアオイルといっても、どのオイルを選べばよいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
特に初心者の方は、どれが自分の髪の毛にあっているのかわかりづらいかもしれません。

 

そんな時にオススメなのはNATURAL ORCHESTRA ホホバオイルです。

 

「ホホバオイル」とは、ホホバという非常に乾燥に強い植物の種子を絞って作られたお椅子のことです。
酸化や腐敗に強いため、赤ちゃんや敏感肌の方のケアにも推奨されています。
初心者にも使いやすいでしょう。

 

ココも注意するポイント!

髪がダメージを受けているなら、短い髪になるようにすいてもらえばいいと考える方もいるようですが、基本的にはオススメしません。
髪が痛むと乾燥によるパサつきでボリュームが出ているから、量を減らそうとしてしまいがちですが、傷んだ髪をすく行為は逆効果です。
美容師さんからも説明があると思われてますが、切るよりも正しいトリートメトのお手入れで髪の健康を取り戻してあげることが先決です。

 

髪をすくという行為はとても高い技術が必要とされていますので、頼む場合は腕に良い美容師さんを選んで行ってもらうようにしましょう。

 

ヘアアレンジを工夫してみよう♪

どうしても髪がチクチクしてしまう時や、傷んだ髪の健康を取り戻している間は、ヘアアレンジを工夫することで不快感を緩和することができます。

 

例えばお団子ヘアはいかがでしょうか?
首元がすっきりしますので髪が肌にあたってしまうストレスを軽減できます。
高めのポニーテールも素敵です。

 

見た目に可愛いだけでなく清潔感も抜群です。

 

帽子と組み合わせて立体感を出してみるのも良いでしょう。

 

自分に似合ったヘアスタイルを実践し、実用とオシャレの両面から髪や肌をいたわってあげると良いでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?
こちらで紹介した方法を試せば、チクチクのストレスから解放されるでしょう。
まずはどれか1つからでも実践してみると変化を実感しやすいですよ。

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