太くて硬い髪を柔らかくするシャンプー
髪が太い、硬い、多いなど、剛毛だとなかなかヘアスタイルが決まりませんよね。
膨らんで広がる、寝癖がつきやすいなどの悩みも多く、似合う髪型を探すのも、スタイリングも一苦労。
ではどうやって髪を柔らかくすればいいのでしょうか?
髪の硬さは生まれつきのものですが、使っているシャンプーによっても影響されます。
髪が柔らかくなるシャンプー、トリートメントの選び方をご紹介します。
他にも、しっかり目の硬い髪質でボリュームがある人必見!お手入れの仕方から似合う髪型まで、まとめてご紹介します。
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なぜシャンプーで髪が硬くなるの?
シャンプーの中には、髪を固くしまう成分が含まれているものがあることをご存知でしょうか?
髪の毛はほぼたんぱく質でできています。
たんぱく質が固くなると手触りも固くなり、ごわごわした触り心地になってしまいます。
シャンプーで髪が硬くなる原因は、乾燥して髪に水分がなくなるからです。
髪に含まれる水分量が少なくなると、しなやかさが失われ硬くなってしまうのです。
髪を濡らすと柔らかくなりますよね?
あれと同じで水分を含んだ髪は柔らかくなるのです。
髪を乾燥させる原因は洗浄力の強いシャンプーはを使っているからです。
市販のシャンプーはどんな人が使ってもしっかり汚れを落とせるように作られていますから、洗浄力はかなり強いのです。
お使いのシャンプーのパッケージの裏を見てください。
成分にラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naと書かれているなら、洗浄力はかなり強めです。
硫酸系と呼ばれるこういった成分は市販のシャンプーやサロン系のシャンプーで多く使われています。
こういった成分が使われていると髪は乾燥して硬くなってしまうのです。
髪が硬くならないシャンプーの選び方
髪が硬くならないシャンプーの条件は次の2つです。
- 強すぎず、適度な洗浄力をもったシャンプー
- 髪に水分を与えてくれるシャンプー
適度な洗浄力をもったシャンプーとしては、アミノ酸系のシャンプーがいいでしょう。
適度な洗浄力に抑えられているので乾燥を防げます。
また、髪の成分に似たアミノ酸で作られているので、髪の変質によって硬くなることもありません。
髪に水分を保つためには、キューティクルを補修して外に水分が逃げださないようにする必要があります。
ペリセアという成分が使われているシャンプーならキューティクルを補修できます。
成分表示にジラウロイルグルタミン酸リシンNaと書かれていればペリセアを配合したシャンプーです。
ハーブガーデンは、アミノ酸系シャンプーで、ペリセアも使われています。
実際使ってみると、しっとりまとまる感じに仕上がりました。
次にトリートメントですが、硬くて太い髪にはトリートメントは使わない方がいいでしょう。
トリートメントは、髪の内部にタンパク質に似た成分を補充して補修し、髪を強くします。
そのため、元々髪が太い方が使うとごわごわになってしまう場合があります。
しっとり感を与えてまとまる髪にするにはコンディショナーの方が良いでしょう。
同じラインのハーブガーデンのコンディショナーなら、シャンプーと同じようにしっとりまとまる効果があります。
さらにこだわるならアウトバストリートメント!
お風呂上りにアウトバストリートメントを使うのも効果的です。
ドライヤーの前に髪につければ乾燥を防げます。
オイルタイプなら保湿効果も高くなり、まとまり感も出やすいでしょう。
アウトバストリートメントを付けたら、ドライヤーでボリュームダウンする乾かし方をしてみましょう。
風は上から当てるようにして、根本が立ち上がらないようにするのがポイントです。
内側から風を当てると根本が立ち上がって広がってしまいます。
8割くらい乾いたら、毛束をつかんで軽く引っ張りながらドライヤーを当てます。
テンションがかかることでクセやうねりが伸びて広がりにくくなります。
最後に冷風で冷やしながら乾かすと、髪が伸びた状態でキープできるようになります。
洗い流さない!アウトバストリートメントとは?の記事で、どんなトリートメントがあるかをご紹介していますので参考にしてみてください。
太くて多い髪のメリット・デメリット
髪質によってメリットやデメリットが存在します。
太てて多い髪質の方のメリットは、髪が傷みにくいということがあげられます。
パーマも一度かかると長もちしやすいという特徴もあります。
デメリットとしては、ボリュームが出すぎてまとまりにくいことでしょう。
また、ヘアアレンジが決まりにくいこともあります。
太くてボリュームのある髪にも素敵なメリットがたくさんあります。
プラスしてデメリット部分が改善できればより髪を楽しむことが出来ますよ。
太くて多い髪に似合う髪型
髪質を活かす髪型が一番似合いやすいです。
太くて多い髪の女子もかわいい髪型が可能ですよ。
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オススメの髪型1:ボブカット
太くて多い髪には、適度な重さがあります。
その重さを活かせるのがボブカットです。毛先にパーマをあてれば、女性らしい柔らかな印象に仕上がります。
前下がりボブなら、オフィスシーンにも最適です。
カットラインを柔らかくすることで、クールさと可愛さが共存します。
髪のボリュームが気になる方は、髪を軽くすいてもらったり、レイヤーを入れてもらう方法もオススメです。
プロの美容師さんと相談してみましょう。
オススメの髪型2:ショートボブ
さっぱりしたクールさと、大人の色気を感じさせるショートボブに憧れている女性も多いでしょう。
ボリュームのある髪質なら、ショートボブが似合いやすいです。
夏の暑い時期のヘアスタイルとしてもオススメできます。
オススメの髪型3:ゆるふわウェーブ
コツは毛先付近だけウェーブをかけることです。
太くて多い髪の場合、パーマがかかりにくいこともありますが、毛先だけ入れるだけでも印象がグッと柔らかくなります。
ローレイヤーウェーブスタイルなら、ウェーブを取り入れたまとまりやすい艶やかなスタイルになりますよ。
オススメの髪型4:お団子
髪をまとめる方法もオススメです。
フェミニンなお団子スタイルなら、しっかり目でもざっくり目でも、まとまりやすくほどけにくい特徴があります。
ワックスを使えば、気軽にアレンジを楽しめます。
オススメ髪型5:ハーフアップ
簡単なのに可愛く決まるハーフアップは太くて多い髪を活かすのにも最適です。
フィッシュボーンと組み合わせてゴージャスに仕上げることもできます。
流行のくるりんぱを取り入れてみるのも良いでしょう。
太くて多い髪の場合は、くるしんぱする毛量そのものを減らすとよりキレイに仕上がります。
太くて多い髪を早く乾かす方法
量が多いと髪を乾かすのも一苦労ですよね。
でも早く乾かすためのコツがあります。
このコツを抑えると、いつものお手入れがしやすくなります。
乾かし方のコツ1:しっかりタオルドライ
早く乾かすためには、ドライヤーを当てる前にしっかり髪の水分をとっておくことが大切です。
マイクロファイバーや、綿100%素材のタオルを活用し、優しく髪を揉むようにして水分を吸収してあげましょう。
ゴシゴシと力を入れてこするのは髪を傷めやすいのでオススメしません。
髪をタオルで包んで、吸い取ってあげるようにすると良いでしょう。
ある程度水分が取れた後に、目の粗いクシで根元から毛先までクシを通すと、根元に残っていた水分が毛先まで降りてくるので取れやすいです。
乾かし方のコツ2:根元から乾かす
髪は根元から乾かしましょう。根元が乾いていれば自然と毛先も乾きますので、早く乾きます。
また乾かす場所は、洗面所以外の場所がオススメです。
洗面所は、家の中でも湿度が高いですので、乾かすのに時間がかかります。
場所を移動してからドライヤーを当てるようにしましょう。
ドライヤーを当てる前に、毛先をティッシュで包んでタオルで取りきれていいなかった水分をとるという裏技もあります。
同じ箇所に熱をあてすぎると髪にダメージになってしまいますので、1〜2秒くらいあてから場所を移動するように乾かすことがオススメです。
ドライヤーは頭から15cmくらい離しておくと良いでしょう。
また、完全に乾かすのはオーバードライです。
毛先がしっとりしめっている位でとどめておくとベストと言えます。
コツが掴めるとより早く乾かせるようになりますので、まずは意識して取り組むことが大切です。
いかがでしたか?
太くて硬い髪というのは、本来は健康な状態で良いのですが、スタイリングがしづらいというのが悩みですよね。
柔らかくするのはなかなか難しいものですが、髪にダメージを与えて柔らかくするというのはできるだけ避けて頂きたいものです。
太くて多い髪質には、その髪ならではのメリットがあります。
合わせてデメリットを解消するケアを取り入れたり、活かしていくヘアアレンジと組み合わせてみましょう。
持って生まれた髪をより楽しく活かせるようになりますよ。
参考記事
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