髪がはねる理由と対策をご紹介します
ヘアアイロンやストレートパーマをしてもはねる髪。
原因は髪の乾燥です。
できればアイロンをせずにはねないようにしたいし、朝手ぐしで元通りになるのが一番ですよね。
ここでは、髪が跳ねる原因や、はねを抑えるシャンプー、方法などをご紹介していきます。
なぜ乾燥すると髪がはねるのか?
髪が乾燥するとしなやかさがなくなり、硬くなってしまいます。
そのため、肩に当たった髪が外側に曲がるとそのまま固まってしまい外はねしてしまうのです。
前髪がメガネのところではねたり、サイドが耳の位置ではねたりするのも同じです。
そして、乾燥の原因はシャンプーです。
市販のシャンプーはベタつきやすい男性が使ってもすっきり感が得られるように洗浄力がすごく高く作られています。
そのため、わたしたちにとっては刺激が強すぎますし、髪を必要以上に乾燥させる原因となっています。
シャンプーのパッケージ裏の成分表示を見てください。
ラウレス硫酸Naなど、硫酸系の洗浄成分が使われていると洗浄力がかなり高いと思ってください。
残念ながら市販のシャンプーやサロン専売のシャンプーの多くはこれらの洗浄成分が使われています。
はねなくなるシャンプーとは?
髪がはねないようにするためには、水分をたっぷり含ませて、柔らかく、しなやかにする必要があります。
そうすれば、肩などに当たってはねても元通りになりますので、はねにくくなるのです。
そのためには、
この2つの条件を満たすシャンプーを選ぶ必要があります。
詳しく見ていきましょう。
髪を乾燥させない
先ほどご説明しました、硫酸系の洗浄成分は洗浄力が強すぎて髪を必要以上に乾燥させてしまいます。
そこで、適度な洗浄力を持った、アミノ酸系の洗浄成分を使っているシャンプーがオススメです。
アミノ酸は髪の毛のたんぱく質とも近いので、ダメージを与えず、やさしく洗い上げることができる洗浄成分です。
しっかり保湿できる
乾燥させないだけでは不十分。
しっかり保湿できる成分が使われていることも必要です。
そのためには、シリコンでごまかしのしっとり感を出しているものではなく、ノンシリコンで高保湿美容成分をたっぷり使っているシャンプーを選ぶ必要があります。
まとめると、
- アミノ酸系洗浄成分を使っている
- ノンシリコンで高い保湿力がある
という2つが、はねない髪にするシャンプー選びのポイントになります。
はねる髪対策におすすめのシャンプー
はねる髪を落ち着かせるおすすめのシャンプーを3つご紹介します。
アンククロスオリジナルシャンプー |
|
---|---|
有名タレントも御用達のサロン「アンククロス」のオリジナルシャンプーです。
ノンシリコン、アミノ酸系の低刺激なシャンプー、なのにきしみません。
公式サイトからなら、50%オフで購入することができます。
公式ページへ
|
|
ハーブガーデン |
|
100%天然成分のオーガニックシャンプー。
アミノ酸系の適度な洗浄力で、髪を乾燥させることがありません。
ヒアルロン酸、ラフィノースなどの高保湿成分も配合しているので、しっとりまとまる髪に仕上がります。
公式ページへ
|
|
クイーンズバスルーム |
|
髪の乾燥に着目して、しっかり潤すために作られたシャンプー
髪の乾燥を防いで潤すことで髪の水分量が回復します。
公式ページへ
|
ご紹介した3つのシャンプーは、どれも効果が高いシャンプーです。
選ぶポイントとしては、少し髪にダメージがあるならアンククロス、オーガニックにこだわりたいならハーブガーデン、くせ毛も気になるならクイーンズバスルームがオススメです。
シャンプーを変えてもはねるのはダメージのせい
先ほどご紹介したようなシャンプーやトリートメントに変えてもはねてしまうなら、かなり髪が傷んでしまっていることが原因かもしれません。
ヘアアイロンや紫外線、その他様々なダメージを受けて、内部のタンパク質が流出して穴が空いたような状態になり、さらに水分が少なくなりパサついた髪。
こうなると、髪が元の真っ直ぐな状態に戻る力が弱くなり、くせが付きやくすなって、はねるようになるのです。
髪を指に巻き付けて離してみてください。
この時、戻る勢いが弱いほど傷んでいて、はねやすい髪になっていると言えます。
毛先は特に一番長く古い細胞ですから、傷みがはげしく、外側にはねやすくなるのです。
ダメージを受けた髪がどんな状態か見てみましょう。
正常な髪の断面図のイメージ
ダメージヘアの断面図のイメージ
髪内部のタンパク質(コルテックス)や水分が抜け出てしまっている状態です。
髪の外側を覆って保護してくれているキューティクルも剥がれてしまっています。
キューティクルが剥がれている部分は逆に空気中の水分を吸収しやすくもなります。
そうすると髪の水分量が一定せず、うねりが生じて局所的にはねる場合もあります。
髪がダメージを受ける原因は、
- カラーリング
- パーマ、縮毛矯正
- ドライヤーやアイロン、コテの熱
など。
ハネた髪を直そうとヘアアイロンなどを当てすぎると、熱でキューティクルが剥がれて髪内部のタンパク質や水分が抜け出やすくなります。
一時的には直るかもしれませんが、ダメージを受けてどんどんハネやすい髪になってしまっているのです。
パーマや縮毛矯正も髪にダメージを与えます。
あてた時は良いのですが、髪は傷んでいるため、効果がとれてくるとはねやすくなってしまうのです。
傷んだ髪を補修するヘアケアでは、ダメージ補修できるシャンプー、トリートメントをご説明していますので、参考にしてみてください。
自然乾燥も原因
髪は濡れた状態だとキューティクルがはがれやすくなっています。
さらに、濡れた状態はキューティクルが開いているため、タンパク質や水分が流れ出やすくなっています。
そのため、髪が傷んではねやすくなるのです。
髪は乾く瞬間に形が決まります。
すぐに乾かさずにそのまま寝たりしてしまうと、クセがついてしまいハネる原因にもなります。
濡れたままの髪はダメージヘアの原因になりますので、シャンプー後はすぐに乾かしましょう。
はねてしまった髪を直すには?
はねにくい髪になることが一番大切ですが、はねてしまった髪をすぐに直したい場合はどうすれば良いのでしょうか?
髪の根本にクセが付いてしまっている場合
髪がはねるのは毛先の問題と思われがちですが、根本がつぶれて髪が立ち上がっていないことが原因です。
毛先にだけ水をつけてブローをしても治らないのです。
アイロンをやってもはねるのが治らないのはこのためです。
根元から髪を濡らしてドライヤーで左右に振りながら乾かすことでくせが取れ、はねなくなります。
髪の流れに逆らってブローしている場合
髪の片側だけはねる場合は、これが原因です。
頭頂部にはつむじがあり、それによって毛の流れが作られています。
この流れに逆らってブローしてしまうと、髪がはねる原因になります。
ドライヤーを顔の前に持ってきて、内側から風を当てるとはねやすくなってしまうのです。
はねないようにするためには、顔の横にドライヤーを持ってきて、風を外側から当てます。
顔は少し横向きになって、後頭部から髪の流れに沿って内側に巻き込むように風を当てます。
このとき、手で髪を少し引っ張りながら乾かします。
髪は温度が上がると柔らかくなりますので、引っ張ってクセを伸ばすイメージです。
髪が十分温まれば、冷風に切り替えて引っ張ったまま冷やします。
冷えるときに髪はその形状で固まる性質がありますので、ハネるのが抑えられます。
カットが頭の形に合っていない場合
頭の形に合わないレイヤーを入れてしまうと、髪が外にはみ出してはねる原因になります。
動きを出すヘアスタイルは、元々のクセを強調してより目立たせてしまうことがあります。
美容院でカットする時には、はねやすい部分を最初に伝えておくことでカットでハネを解消できます。
髪の長さが肩くらいの時
髪の長さが肩くらいの時ははねやすくなります。
鎖骨くらいまで伸び始めると収まってきますが2,3か月はかかってしまいます。
これも毛先が傷んでいるからで、健康な髪であればはねることはありません。
傷まないヘアアイロンを使う
ヘアビューロンのような、特殊な技術を使って、髪が傷まないヘアアイロンが出てきています。
髪の内側の水分バランスを整えてくれるので、傷まず、艶を出しながらはねた髪をまとめることができます。
詳しくは以下のページをご覧ください。
この記事の関連ページ
スポンサーリンク