栄養バランスの取れた食生活で美しい髪を育てる
良いシャンプーやトリートメントを使っても、効果はその時だけです。
髪を内側から美しく育てるためにはバランスの取れた食生活が必要です。
どんな食べ物が美髪に効果があるのか見て行きましょう。
5色の食材をバランス良く取り入れる
栄養のバランスが取れたメニューを考える時に、5色の食材を取り入れるように心掛けると自然とバランスの良い食事になります。
5色は、赤、白、黄、緑、黒です。
それぞれどんな食材が当てはまるのでしょうか?
赤
- 肉類
- マグロ
- アジ
- トマト
- ニンジン
など
白
- ご飯
- 大根
- パン
- 牛乳
- 豆腐
- 卵白
など
黄
- 卵黄
- 納豆
- チーズ
- みそ汁
- ミカン
など
緑
- ほうれん草
- 小松菜
- ブロッコリー
- キャベツ
- ピーマン
など
黒
- ワカメ
- ひじき
- 昆布
- しいたけ
- のり
- 黒豆
など
髪の主成分、タンパク質に注目
髪はほとんどがタンパク質で構成されています。
ですから、特にタンパク質には注目したいところです。
タンパク質は大きく分けると植物性と動物性に分けられます。
植物性タンパク質
- 大豆
- じゃがいも
- ほうれん草
- ナッツ
など
動物性タンパク質
- 魚類
- 肉類
- えび
- いか
- 卵
など
肉類にはアミノ酸がバランス良く含まれており、良質のタンパク質と評価されます。
一方で脂質が多いため、摂りすぎには注意が必要です。
植物性タンパク質は吸収効率が良く、悪玉コレステロールにもなりにくいので、両方をバランス良く食べるようにしましょう。
植物性タンパク質は、納豆、豆腐、大豆、みそ汁などをメニューに取り入れるのが良いでしょう。
特に大豆は植物性タンパク質の中でもアミノ酸のバランスが良い良質のタンパク質なので、積極的に取り入れましょう。
ダイエット中に髪が傷むことがある
ダイエットで食事制限をすると、タンパク質が不足して髪が傷むことがあります。
ダイエット中でもタンパク質は適量摂るようにして美しい髪を保つようにしましょう。
一日に必要なタンパク質は55gから70gと言われていますので、これを目安にしてみてください。
タンパク質の吸収をアップさせるビタミンB
ビタミンBはタンパク質やエネルギーの吸収効率をアップさせる働きがあります。
青魚などに含まれるビタミンB6は脂質の代謝を良くします。
さらに、生理前の不調の改善や妊娠中の諸症状の緩和にも役に立ちますので、髪質への好影響も期待できます。
ビタミンBを含む食材には次のようなものがあります。
ビタミンB1
- 豚肉
- レバー
- 豆類
- 胚芽米
ビタミンB2
- レバー
- うなぎのかば焼き
- 卵
- 大豆
- 葉物野菜
ビタミンB6
- カツオ
- マグロ
- レバー
- バナナ
ビタミンB12
- 魚介類
- レバー
- 牛乳
これらを植物性タンパク質と一緒に摂ることを心掛けましょう。
特にレバーには豊富なビタミンB群が含まれているのでオススメです。
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