ボワっと広がる髪をボリュームダウンさせる方法
ボワッと広がった髪は、見ているだけで憂鬱な気分になってしまいます。
特に髪の量が多い女性は、生まれつきだからと諦めていませんか?
髪が広がる原因は量以外にも理由があります。
ポイントさえ押さえれば、適度の髪のボリュームを抑える、整ったヘアスタイルに仕上げることも可能です。
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髪にボリュームが出てしまう4つの原因
髪が広がってしまうことには主に4つの原因があります。
原因を知ることで必要な対策も見えてきます。
まずは、あなたの髪が広がってしまう原因を押さえておきましょう。
豊かな髪は女性らしい素敵な美点ですが、多すぎると重たく見えてしまう原因にもなります。
また、量が多い分、しっかり整えておく方法を知らないと、広がりやすくなってしまうことにもつながりやすいです。
髪の量が多いことはメリットでもあります。
アレンジを楽しみやすく、調整も行いやすいです。
触るとギシギシするような感触があると「傷んでいる」と思うことはありませんか?
髪が傷んだ状態とは、髪が傷ついている状態と言い換えることができます。
髪の毛は、3つの層から出来ています。
一番外側にあるのが、キューティクルと呼ばれる部分です。
これがあることで髪内部の水分の蒸発を防いだり、紫外線から髪全体を守ってくれています。
真ん中にあるコツティックスは、タンパク質の集合体であり髪の毛の90%以上をしめています。
髪の性質を決めている部分にあたります。
最後に一番内側にあたるのがメデュラです。
欧米人の髪にはない場合もあります。
傷んだ状態とは、キューティクルが傷ついてしまったことにより、内側のタンパク質が失われ、髪がスカスカになってしまっている状態です。
傷んだ髪はしなやかさが失われているため、まとまらずひろがりやすくなっています。
生まれつきくせをもっている髪のことです。
日本人女性は黒髪ストレートヘアのイメージが強いかもしれませんが、実際は70%以上の人がくせ毛であるといわれています。
また、ストレスや栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどの原因からくせ毛になることもあるのです。
くせ毛はうねりやすいので、ストレートヘアと比べるとまとまりにくく、ふんわりとボリュームが多く見えてしまう原因ともなります。
梅雨の季節は髪がまとまらなくて辛いという経験がある方もいるでしょう。
湿気はダメージヘアの傷んだ部分に入り込み、膨張させてしまいます。
また、湿気があることで髪の中に乾いた部分と濡れた部分が不均等にある状態になってしまい、うねりを生み出しやすいです。
ボリュームダウンさせる7つの方法
ボリュームが出る原因が分かったところで、次に対処方法を見ていきましょう。
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1:髪の量を減らす
生まれつき髪の毛の多い人は、プロの美容師の手を借りて毛量調整をしてもらう方法も有効です。
ただ切ればいいというわけではなく、少なすぎると逆に重さを失ってまとまりづらい髪になってしまうので、専門の美容師に相談しながら進めることをオススメします。
美容師はあなたの髪質に合わせて髪の量を整えてくれます。
また、この時に日頃のお手入れの仕方などを聞いてくことも有効と言えます。
専門の美容師ならではのより細かいアドバイスは参考になることでしょう。
2:ボリュームを抑えるシャンプーを使う
シャンプーは「しっとり」タイプと「サラサラ」タイプに分かれていることが多いです。
ボリュームを抑えたいなら「しっとり」タイプがオススメと言えます。
また、オイルシャンプーを使うという方法もあります。
馬油や椿油などのオイルを使ったシャンプーは、髪をしっとりとまとめやすい状態に整えてくれるので、ボリュームを抑えることに効果的です。
3:アウトバストリートメントする
ボリュームが出やすい人には、アウトバストリートメントをしてみると良いと言えます。
タオルドライの後、ドライヤーの前にトリートメントを施すことで、まとまりやすく広がりにくい髪に仕上げやすくなります。
朝起きた時のスタイリングもしやすく、オススメできます。
トリートメントをすることで、髪のボリュームダウンに繋がるだけでなく、髪質が柔なくなり指通りがよりなめらかになります。
髪が傷んでいる人は、週に2〜3回くらい意識的にトリートメントを施すなど、しっかりケアすると良いでしょう。
4:ドライヤーは上からあてる
乾かし方によって髪のまとまりに違いが生まれます。
ドライヤーは、必ず上から当てるようにしましょう。
髪の表面にあるキューティクルは、下からの角度で風をあてると逆だってしまいます。
逆だってしまうと、ボリュームが生じてしまいうまくまとまりません
。髪を守るためにも、上からドライヤーを当てる方法がオススメです。
また、乾かす時はまず後頭部から初めて次に側頭部を乾かすようにしましょう。
ドライヤーは根元に重点的にあてるとムラなくしっかり乾かすことができます。
根元がしっかり乾いていれば膨らみをおさえ広がりにくくなります。
5:週に1度のヘアパック
原因を見てもわかるとおり、傷んだ髪は広がりやすいです。
週に1回程度しっかりヘアパックを施すことで、髪の状態を整えダメージケアをする方法が効果的と言えます。
ボリュームを抑えるだけでなく、健康的で若々しい髪を育てることにつながります。
種類にもよりますが、パック剤がしっかり浸透するように時間をおいてから洗い流すと良いでしょう。
目の粗いコームなどのアイテムを活用することで、より均等に行き渡らせることもできます。
いつも頑張ってくれている自分へのご褒美に、週に1回の贅沢なヘアパックしてあげると考えると、より楽しくケアすることにもつながりますよ。
6:ストレートパーマをあてる
パーマをかけた後とってまっすぐにしたいならストレートパーマがオススメです。
くせ毛が悩みという人は、縮毛矯正をするという方法もあります。
縮毛矯正は元来のくせも伸ばすことができます。
どちらにしろ、プロの力を借りて髪をまっすぐにすることができます。
ストレートパーマは比較的に値段も所要時間も短く、3ヶ月くらい状態が持つ効果が期待できます。
縮毛矯正は値段が1万〜3万円と比較的高く、施術時間も長めです。
効果は6ヶ月くらい持ちやすいと言えます。
どちらを選ぶかについては、髪質によってもベストが異なります。
信頼できる美容師に相談し、より自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
7:ヘアアレンジを施す
予防していても、日頃のケアを頑張っていても、どうしても広がりやすくなってしまう時はあります。
特に梅雨時期などは、なかなかお手入れ効果が持続しにくいでしょう。
そんなときはヘアアレンジの力を活用する方法がオススメです。
ハーフアップにするだけで両側のボリュームを抑えることもができます。
サイドをねじってバレッタなどのアイテムでとめれば、ボリュームが抑えられるだけでなくオシャレ度もアップします。
フィッシュボーンなどで強力に髪をまとめる方法も有効です。
髪の広がりを抑えるだけでなく、上手に活かす方法を知っていればいざという時にも柔軟に対応することができます。
いかがでしたか?
ちょっとの工夫で髪のボリュームを抑えることは誰にでも可能です。
まずはできそうなケアから気軽に始めてみましょう。
効果が見えてくると日頃のお手入れもより工夫したくなってきます。
髪のボリュームを抑えて、日頃のヘアアレンジを存分に楽しみましょう。
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