本当に髪にいいシャンプーの選び方

本当に髪にいいシャンプーの選び方

髪にいいシャンプー

 

ドラッグストアでも沢山のシャンプーが置いてあり、どれを選んで良いのか分からなくなることはありませんか?
その中にはあまり良くない成分が使われているものも少なくありません。

 

ここでは、本当に髪にいいシャンプーと悪いシャンプーの見分け方をご紹介します。

 

成分表示をチェック

シャンプーの裏に書かれている成分表示をチェックしましょう。
こういうのです。
成分表示

 

ここでチェックするのは洗浄成分が何か?ということです。
洗浄成分が最も髪に影響を与えます。
含有量が多いものから順に書かれていますから、一番目は「水」になります。
その後の4つくらいが主な洗浄成分になります。

 

ここに、「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」と書かれたものは避けた方が良いでしょう。
材料費が安いので、市販のシャンプーによく使われている成分です。
泡立ちが良いのですが、洗浄力が強すぎて髪や頭皮が乾燥する原因になります。
シャンプーの後髪がギシギシになるのもこの成分のせいです。

 

石鹸シャンプーも皮脂を落とす力が強すぎるのでギシギシになります。

 

髪や地肌に優しい成分としては、アミノ酸系やベタイン系のものがオススメです。
適度な洗浄力で髪にも優しく、補修効果などもあります。
成分表記の一例です。

 

アミノ酸系

  • ココイル(ラウトイル)グルタミン酸Na
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンNa

 

ベタイン系

  • コカミドプロピルベタイン
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ラウリルベタイン

 

Check! おすすめのアミノ酸シャンプー

 

良くすすいでもギシギシしない

ノンシリコンシャンプーで髪がギシギシする原因は、表面(キューティクル)が荒れた状態になるからです。
しかし、指通りが良いからといって、キューティクルが整っているわけではありません。
ギシギシになるのをごまかすために、シャンプーには髪をコーティングする成分が含まれているものが多いのです。
これまではシリコンがほとんどでしたが、ノンシリコンのものは別の油分でコーティングしていることがほとんどです。

 

コーティングされてしまうと、その後のコンディショナーやトリートメントが浸透しにくくなり、効果が得られなくなります。
よくすすいでコーティングを洗い流してしまった方が良いのですが、そうすると、ほとんどのシャンプーは髪がギシギシになります。

 

良いシャンプーならキューティクルを補修する成分が配合されているので、よくすすいでもギシギシになりません。
油分がなくなっているので、シャンプー直後は指通りがよくないかもしれませんが、髪表面はツルツルしているのが分かります。
そういったシャンプーを使えば、時間が経って皮脂が自然に髪に伝ってくると、自然なツヤが出るようになります。

 

補修成分をチェック

髪にいいシャンプーに欠かせないのが補修成分です。
傷んだ髪は髪の内部のタンパク質が流れ出てしまって、髪にコシがなくなったり、クセがつきやすくなったりします。
タンパク質が抜けた穴をダメージホールと呼ぶのですが、ダメージホールを埋めて髪を強くすることを髪の補修と呼んでいます。

 

成分の記載を見ると、加水分解○○○と書いているものがあります。
これがダメージホールを補修するPPTと呼ばれる成分です。
PPTにも種類があり、補修後の髪の仕上がりが異なってきますので、自分の髪に合ったものを選びましょう。

 

加水分解ケラチン

ハリ、コシを与えてくれる成分で、弱った髪に弾力を与えてくれます。
髪のボリュームが多い方が使うとゴワゴワしてしまうかもしれませんが、ダメージヘアには効果的です。

 

加水分解コラーゲン

保湿効果の高い成分で、髪をしっとりさせてくれます。
パサつく髪に効果的です。

 

加水分解コムギ

こちらも保湿力があり、髪にツヤを与えてくれる成分です。
ベタつきにくいのも特徴です。

 

加水分解シルク

髪表面のキューティクルを整えて、髪をさらさらに仕上げる効果があります。
ダメージヘアに効果的です。

 

 

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