髪がゴワゴワする原因はシャンプーだった!改善方法は?

髪がゴワゴワする原因はシャンプーだった!改善方法は?

髪がごわごわ

 

さらさらした髪、ツヤがあってまとまりの良い髪は女性なら誰でも憧れますよね。
美容院から帰ってきた日は自分でもほれぼれするくらいきれいな髪なのに、ほんの数日で、ひどい時にはもう翌日にいつものゴワゴワした髪に戻ってしまうという悲しい思いをしている人は少なくないのではないでしょうか。

 

髪がゴワゴワになるのはシャンプーが原因の場合が多いのです。
髪が乾燥するようなシャンプーを使っていると、乾燥して髪は硬くなりゴワゴワして広がります。
髪が元々硬くて太い人が補修力のあるシャンプーやトリートメントを使った場合もゴワつく場合があります。

 

シャンプーやトリートメントを見直すことでゴワゴワを解消することができるんです。

 

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髪が乾燥してしまうシャンプーとは?

髪が乾燥してごわごわする一番の原因は髪や頭皮にダメージを与えるようなシャンプー、トリートメントを使っているから。
市販のシャンプーの多くがラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの硫酸系の非常に脱脂力の強い成分を使っています。
硫酸系のシャンプーは頭皮の必要な皮脂まで洗い流してしまうため、頭皮も髪も乾燥して、ごわごわするんです。

 

でも、普段はシリコンのおかげでそれに気づかないんですね。
シリコンでコーティングされているので、髪の内部が乾燥していることに気づきにくいんです。
でも、どんなにコーティングしても髪の水分が足りないので、ゴワゴワしてまとまらないんですね。

 

ではシリコンが入っていないものを使えばいいのかというとそうではありません。
素材にこだわっていない、硫酸系のシャンプーのようなものから単にシリコンを抜いただけのものでは、逆に髪を傷めてしまいます。

 

つまり、ノンシリコンが悪いのではなく、素材の悪いノンシリコンシャンプーを使うと髪を傷めてごわごわする原因になるんです。

 

乾燥によるゴワゴワを解消するためには、パサつきを改善するシャンプーを使う必要があります。

 

頭皮と同じ弱酸性のアミノ酸シャンプーなら頭皮に優しく、皮脂を落としすぎる心配もありません。

 

そして、髪の内側に水分を閉じ込めておけるように、キューティクルを補修する成分を使ているものを選びましょう。
髪のダメージを補修することで、髪のごわつきも段々おさまってくるでしょう。

 

パサついてまとまらない髪をケアする方法で、具体的にどんなシャンプーがいいのか説明していますのでご覧ください。

 

太くて硬い髪質の方は、ここで紹介しているシャンプーを使うと、逆にゴワついてしまうかもしれません。
太くて硬い髪質の場合の対策は次に紹介します。

 

太くて硬い髪質の場合

いいシャンプーを使っているのにゴワつくとお悩みの場合、元々太くて硬い髪質ではありませんか?

 

元々髪が固い、太い、そのような髪質の場合はどうしてもごわつきがちです。
その人が、髪がゴワゴワしているからとダメージヘア用のシャンプーを使うと、髪を補修してしまうのでよけいに太くなります。
それでごわつきが増したりするので、元々固く太い人は、自分の髪質に合ったシャンプー選びが大切ですね。

 

ダメージケア用のシャンプーやトリートメントは使わない方が良いでしょう。
しかし、髪を乾燥させるようなシャンプーはNGです。
太くて硬い髪を柔らかくする方法で、具体的にどんなシャンプーがいいのか説明していますのでご覧ください。

 

白髪はゴワゴワしやすい

白髪が増えるほどに髪全体がゴワゴワしてくるので、黒髪よりもケアが必要ということですね。
白髪は水分が少なく乾燥しやすいので、どうしてもゴワゴワしやすくなります。

 

白髪が増えているということは加齢もありますから、それによって髪が乾燥しやすくなっているということもあります。

 

白髪のゴワゴワを解消するためには、黒髪以上に丁寧なケアが必要です。
白髪を美しく見せるヘアケアで白髪のケア方法をご紹介しています。

 

また、白髪染めでゴワゴワするということもあると思います。
対策、解消方法は下の2つの記事をご覧ください。

 

 

ゴワゴワにならないように注意すること

髪が傷むと水分が抜けてゴワゴワになります。
普段のヘアケアでも髪が傷んでしまう原因がひそんでいます。

  • ドライヤーの当てすぎ
  • 高温でヘアアイロンを当てている
  • タオルによる摩擦
  • ブラッシングによる摩擦
  • その他の髪のダメージ
  • 湿度

などです。

 

順番に見ていきましょう。

 

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ドライヤーの当てすぎ、高温でのヘアアイロン

髪は温度にとても弱い性質を持っています。
髪の主成分はタンパク質ですが、タンパク質は高温で変質をはじめ硬くなってしまいます。
高温といっても50℃くらいから変質がはじまってしまいます。
ただし、低温の方が変質が始まるまでの時間は遅くなります。

 

ドライヤーもヘアアイロンも短時間で済ませてしまう必要があります。
180℃なら10秒で変質が始まると言われていますので、アイロンはあまり高温で当てないようにしましょう。

 

ヘアビューザーのような、髪が傷まず、逆にうるおうヘアアイロンもあります。

 

参考:傷まないヘアアイロン!ヘアビューロンの種類と効果

 

 

タオルによる摩擦

タオルドライをするときにゴシゴシ拭くように髪を乾かしていませんか?
濡れた髪はキューティクルが開いているので、摩擦で剥がれ易くなっています。
タオルドライは髪をこすらないように、タオルで挟んで水気を吸い取るようにして乾かしましょう。

 

参考:タオルドライとドライヤーの上手な使い方

 

ブラッシングによる摩擦

ブラッシングに使うブラシ選びも重要です。
目の詰まっているものは髪と摩擦してダメージを与えてしまいます。

 

プラスチック製のものも静電気が起こりやすくオススメできません。
静電気はキューティクルにダメージを与えるため、ツヤがなくなったり、パサつきの原因になったりします。

 

目の詰まっていない、獣毛のブラシがオススメです。
ブラッシングも力を入れすぎて頭皮にダメージを与えないように気をつけましょう。

 

参考:ツヤ出しだけではない!ブラッシングの8つの効果

 

 

その他の髪のダメージ

パーマやカラーを繰り返しているということも髪のダメージがひどくなりますね。
内部は乾燥してパサパサのごわごわに。シャンプー、コンディショナーだけで終わらせずに、週に何度かはトリートメントをして髪を補修してくことが必要でしょう。

 

紫外線も髪にはよくありません。
顔には日焼け止めを塗るのに、髪には何のケアもしていない人が多いのではないでしょうか。
髪も頭皮も紫外線を浴びれば乾燥するので、帽子をかぶったり日傘をさす、もしくはスプレータイプの日焼け止めを頭につけるなどして、紫外線のダメージから髪と頭皮を守ることが大切です。

 

湿度が高いとうねってごわつく

雨の日、特に梅雨時など湿気の多い時にも髪がごわつくことがあります。

 

梅雨時など、湿度が高いと髪がうねってごわつきを感じることはありませんか?
このごわごわの原因は、髪が水分を吸いやすいことによります。

 

髪は水を吸うと膨らみ、乾燥すると縮むという性質があります。
水分の吸収量は部分ごとに違ってくるので、より膨らむ部分とそうでもない部分ができてしまいます。
そのため、髪の膨らみ、縮み具合に差が出てくると髪はうねってしまうのです。

 

健康な髪は12%の水分量を持っていると言われています。
これは湿度が40%のときの条件で、40%以上湿度が高くなってくるとだんだんうねりが強くごわつきやすくなります。
逆に湿度が40%以下になるとパサつきやすくなるので、やはりごわつきを感じやすくなります。

 

対策

キューティクルがめくれていたり、剥がれていると水分を吸収しやすくなります。
キューティクルの補修が1つの対策になります。
また、髪の外側をアウトバストリートメントなどでコーティングすることで水分を吸収しにくくするのも対策になるでしょう。

 

ゴワゴワする髪を改善する方法

ダメージを受けた髪はどうすれば柔らかく、指通りのよい髪にすることが出来るのでしょうか。
それには日々のヘアケアが大事になってきます。

 

髪の乾燥対策を徹底すること

髪がごわつくのは、髪内部の水分が足りないからです。
しっとりさせるためにはなんといっても乾燥対策を徹底すること!

 

髪を洗った後に濡れたままにしておくと、キューティクルが開いているので髪の水分がどんどん蒸発していきます。
濡れたままブラッシングなどすると、キューティクルがはがれてしまいますから、そうならないうちにキューティクルを閉じて、髪に水分を閉じ込めることです。

 

そのためには、アウトバストリートメントをつけてからすぐにドライヤーをかけて髪を乾かしましょう。
この時、毛先は乾くのが早いので、根元からしっかりとドライヤーをかけるようにします。
8割がた乾けば大丈夫です。

 

シャンプーのやり方を見直す

 

シャンプーをする時、シャンプーを髪につけて、髪で泡立てていないでしょうか。
シャンプー剤が髪に直接つくのもあまりよくないですし、濡れた髪で泡立てれば当然キューティクルが傷みます。

 

シャンプーは手に取って、しっかりと手の平で泡立ててから髪を洗うようにしましょう。
これだけでもずいぶん髪のダメージを減らすことが出来ます。

 

ドライヤーは上から下へ

ドライヤーをかける時は、熱から髪を守るために15〜20cmくらい離してかけるようにしてください。
その時の方向は、上から下に向かって、です。

 

それはキューティクルがついている方向と関係しています。
キューティクルは鱗状になっていて、上から下に向かってついているんですね。
ですから、ドライヤーを下から上に向かってかけるとキューティクルが広がってしまいます。

 

髪を落ち着かせるためには、まず温風で上から下に向かって手早く短時間で乾かし、その後に冷風を当ててキューティクルを「形状記憶」させます。

 

これで、洗った後のしっとり感を持続することが出来ますよ。

 

頭皮を健康に保つ

生えてくる髪だけをケアしても、潤いのあるサラサラヘアにはなりませんね。
髪は死んだ細胞ですから、生えてくる頭皮自体も健康にしていかないと、ごわごわ解消にはなりません。

 

丈夫で潤いのある髪が生えてくるためには、頭皮やわらかくして血行を良くし、栄養が行き渡るようにすること。
頭皮が固いままだと毛穴が歪んでごわごわしてうねった髪が生えてくることになりますから、頭皮のマッサージをして血行を良くしましょう。

 

お風呂に入っている時や寝る前のリラックスタイムに毎日頭皮をマッサージしてみて下さい。
頭皮が柔らかくなれば、健康な髪が生えてくるとともに、抜け毛や薄毛の予防にもなって一石二鳥です。

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