ブラッシングでツヤを出す方法と髪に与える8つの効果

ブラッシングでツヤを出す方法と髪に与える8つの効果

ブラッシング

 

ツヤのある美しい髪に憧れを抱く女性は多いです。
実は毎日何気なく行っているブラッシングを工夫すると、髪にツヤが出せることをご存知でしょうか?
正しいブラッシング方法を習得すれば、毎日のケアで美しい豊かな髪を実現させることができますよ。

 

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ブラッシングの効果

ブラッシングの効果はツヤ出しだけでなく、他にもたくさん髪にいい効果があります。
ブラッシングの効果は8つあります。

 

  1. 髪にツヤが出る
  2. 髪の絡みを解く
  3. 頭皮の古い角質を浮きやすくする
  4. 大きな汚れやホコリを落とす
  5. 血行を促進して毛穴を広げる
  6. むくみの解消
  7. デトックスを促進
  8. リラックス効果

 

 

なぜブラッシングにこのような効果があるのでしょうか?

 

私たちの髪には、皮脂という天然の潤い成分があります。
頭皮からもこの天然の皮脂は分泌されているのですが、そのままでは毛先までは届きません。

 

しかし、ブラッシングをすることで、頭皮から毛先まで天然の潤いベールで覆われるようになり、ツヤが生まれます。
しかも髪を保護する効果もあります。

 

また、ブラッシングをすることで頭皮マッサージをしたのと同じような効果を得ることができ、適度に頭皮が刺激されることで血行がよくなります。
血の巡りがよくなると、髪を育てるための栄養成分が届きやすいくなり、健康で美しい髪が生えてきやすいのです。

 

むくみの解消やデトックス効果が現れるわけです。
そして、血行が良くなると髪に栄養が届きやすくなりますから、育毛効果も期待できるのです。

 

もちろん、頭皮環境を清潔にしてくれる効果もあります。
髪や頭皮についたホコリやフケを取り去るだけでなく、からんだ髪をほぐしてくれるのです。
汚れや無駄な抜け毛も落とすことができるので、髪を清潔な状態に保つことができます。

 

ブラッシングの基礎知識

正しいブラッシング方法をマスターするために、まずは基本をおさえましょう。

 

基礎知識1:ブラシ選びが重要

ブラッシング効果を高めるためのも重要なのが、ブラシ選びです。
必ずブラッシング専用ブラシで行うようにしましょう。コームやロールブラシで代用する方がいますが、こちらはブラッシングのためには作られていないので、思うような効果が出にくいです。

 

ブラッシング用ブラシにも様々な素材があります。
自分のほしい機能や期待している効果に合わせた素材のブラシを使うようにするとさらに効果が高まりやすいです。
代表的な素材としては「動物の毛」、「ナイロン製・ポリエチレン製」、「新素材」の3つに分けられます。

 

動物の毛

イノシシや豚などの毛で作られたブラシは、毛質が柔らかく頭皮や髪へのダメージが少ないです。
また、ツヤ出し効果も期待できます。
ただし、動物の毛で作られていますので、雑菌やホコリがたまりやすくお手入れが大変という特徴があります。

 

獣毛は人間の毛と同じで水分や油分のキープに優れていて髪になじみやすくなっています。
豚毛でも良いですが、猪毛のものがオススメです。
有名なブラシとしてはメイソンピアソン社のブラシがあります。

 

ナイロン製・ポリエチレン製

ナイロン製・ポリエチレン製のブラシは軽くて使いやすくお手入れもしやすいです。
また、値段も手頃な価格のものが多く、製品によっては水洗いもできますので衛生的です。
ナイロン製のものよりもポリエステル製のもののほうが、静電気が起きにくいと言われています。

 

新素材

新素材を使ったブラシは、近年増加傾向にあります。
マイナスイオンを放出してくれるなど、これまでにない機能が付けられたものが出てきています。
静電気はおきにくく、潤い効果も高い特徴があります。

 

基礎知識2:ブラッシングのタイミング

基本的には朝と夜行うことが理想と言えるでしょう。
夜は、シャンプー前と寝る前の2度行えるとベストです。

 

朝起きぬけは、寝ている間に乱れた髪を整える効果があります。
夜シャンプー前に行うと、日中の汚れが取れるだけでなシャンプーの泡立ちもよくなります。
寝る前に行うと、髪を整えやすく寝癖がつきにくいです。
髪は夜寝ている間に成長しますので、寝る前にブラッシングで血行を良くしておくことで、すこやかな髪の成長を促すことができます。

 

正しいブラッシングのやり方

ブラッシングがもたらしてくれる効果は大きいです。
最大限効果を引き出すためにも、正しいブラッシングのやり方を習得しましょう。

 

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手順1:ヘアケア製品をつける

乾燥対策などでヘアケア製品をつける時は、ブラッシングの前のタイミングでつけておくことがコツです。
事前に髪に塗布しておくことで、髪へのダメージを軽減する効果が期待できます。
保湿効果も期待できると言えるでしょう。

 

手順2:まずは毛先から!

ここがポイントです!
ブラッシングは必ず毛先から行いましょう。
いきなり根元から行うと、無理にブラシを入れることになり枝毛や切れ毛の原因になります。

 

もつれやすいのは毛先ですので、先に優しくほぐしてから徐々に頭頂部にあがっていくようにするとキレイに髪が傷むことなく仕上がります。

 

毛束をいくつかに分け、片手で髪を押さえながら丁寧に解かします。
髪を押さえるのは、髪が絡まってしまったときに強く引っ張ってダメージを与えないようにするため。
毛束に分けて行う方がブラッシングの効果は出やすくなります。

 

そして、毛先から根本へと徐々にブラッシングを進めていきます。
えりあしから頭頂部へ、顔周りから頭頂部へのイメージで行います。
髪の表面だけでなく、全体をとかすようにする必要があります。

 

このときブラシの先は地肌に当たるようにします。
頭皮に刺激を与えないように優しく当てるのがポイントです。
そうすることで頭皮マッサージの効果も得ることができます。

 

ブラシを動かす方向は根本から毛先へ向けてください。
キューティクルは毛先に向けて重なっていますので、毛先から根本方向へブラシを動かすとキューティクルが剥がれてしまいます。
キューティクルの流れに沿ってブラッシングすれば、キューティクルが整う効果もあります。

 

参考:キューティクルとは?

 

 

手順3:最後に全体を仕上げる

毛先から徐々に根元に向かって上から下にブラッシングしたあと、髪の流れに沿って全体を梳かします。
ソフトタッチで行いましょう。こうすることで、仕上がりがキレイになります。

 

基本はこれだけです。
ブラッシングを行うときは、心地良い程度の優しい力加減で行うことが大切です。
強すぎる刺激は髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

 

適度な刺激が育毛効果も促してくれます。

 

ブラッシングをすると抜け毛が増える?

人間は何もしなくても1日100本近く髪が抜けています。
また、季節の変わり目はさらに倍近くの髪が抜けると言われているのです。
ブラッシングをしたからといって、抜け毛が増えるということはあまり考えらえません。

 

1日に何回もやりすぎているとそのようなことがあるかもしれませんが、朝と夜に行うくらいなら、正常な範囲に留まると言えるでしょう。

 

不安な方は、普段の自分の抜け毛の量を把握しておくとよいかもしれません。
朝起きた時の枕についている抜け毛の量などを見ておくと、心配するほどではないと気づきやすいでしょう。

 

くせ毛を抑える効果あり

正しい方法でブラッシングを繰り返すことで、くせ毛を抑える効果が生まれます。
一番効果的なのは、複数の素材のブラシを使い分けることです。

 

生まれつきくせ毛の方もいますが、なんらかのトラブルが原因でキューティクルに乱れが生じてくせ毛になっている方は、ブラッシングを実践するだけでも髪質改善が見込めます。
まず、ほぐすための目の粗いブラシで梳かしたあと、仕上げ用の目の細かいブラシを使う方法がオススメです。
「スケルトンブラシ」と「獣毛ブラシ」を組み合わせて活用してみると良いでしょう。

 

スケルトンブラシとは、ホテルなどでよく見かける目の粗いブラシです。
プラスチック製のものが多く絡みにくいことから、髪をほぐすことに適しています。
獣毛ブラシは、イノシシや豚の毛などがあり、天然素材で目が細かい分、仕上げ効果が高いです。

 

ブラッシングのNG行為

注意すべきNG行為もご紹介します。
せっかくブラッシングをしてもNG行為をしていると効果がでにくいですので、やめるようにしましょう。

 

NG@素早くブラシを動かす

時間が気になってとにかく速く動かす人がいますが、これはNGです。
摩擦で髪表面のキューティクルを傷めてしまったり、髪がもつれて切れ毛になりやすいと言えます。
ブラッシングは余裕を持って、ゆっくり優しい力加減でおこなってあげましょう。

 

NGA向きを逆に行う

ブラッシングはキューティクルの向きにあわせて上から下に動かすことが基本です。
下から上に動かすことは、キューティクルの向きに逆らっているので髪を傷める可能性が高いのでやめましょう。
逆毛を立てることもオススメできません。

 

NGB表面だけブラッシング

髪は全体的にブラシを通すことが大切です。
表面だけでは効果が半減してしまいます。

 

ロングヘアの人は、少しづつ毛束を取り分けて行うことをオススメします。
全体的にとかすように、まんべんなく行いましょう。

 

NGC硬いブラシを使う

頭皮を傷つけないためには柔らか目のものを選びましょう。
スタイリングで使う場合は硬い方が使いやすい場合がありますが、ヘアケア用としてはオススメできません。

 

シャンプー前のブラッシングの効果

ブラッシングというとスタイリングの前やお風呂から出た後にやるものだと思っている方が多いと思います。
実はシャンプー前にブラッシングすることはとても大切なんです。

 

血行が良くなれば毛穴が開きやすくなりますし、大きな汚れも事前に落とすことができていれば、シャンプーの効果を高めることができます。
泡立ちが良くなり、シャンプーの量を減らせますから、髪や頭皮への刺激を減らしたり乾燥をしにくくなるのです。

 

まとめ

毎日行っているブラッシングを正しく行うことで、ツヤ髪に仕上げることができます。
簡単なようで素晴らしい美髪効果が期待できるのです。
基本を守って、日々お手入れを積み重ねることで、輝く美しい髪を手に入れてあげましょう!

 

 

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