夏の海で髪がキシキシに・・・解消方法は?

夏の海で髪がキシキシに・・・解消方法は?

海

 

開放的な海で海水浴を楽しんだあと、髪がきしむことってありませんか?

 

実は、海水に含まれる塩分が原因です。
髪の毛に塩分が付着すると、髪の毛の中の水分を吸い取ってしまいます。
その結果、髪の毛がきしんだりごわついたりするのです。

 

また、海水は弱アルカリ性です。
髪の毛はアルカリ性になるとキューティクルと開く性質があります。

 

つまり、海水に濡れた髪はキューティクルが開いているため、損傷しやすい状態と言えます。
髪のダメージがひどくなると、指通りがキシキシというよりギシギシしてきてしまいます・・・

 

海だけでなく、プールでも髪は傷みます。
原因はプールの水に含まれる塩素です。

 

塩素は殺菌のために使われていますが、酸化力を持っています。
酸化作用は髪や頭皮の細胞にダメージを与え、老化を早める原因になります。

 

スポンサーリンク

 

放っておくと大変なことに…

海水浴やプールのあと、ついついそのまま洗い流さずに放置してしまうのはオススメできません。

 

髪の毛や頭皮の水分を吸収してしまうので、髪がパサパサになったり、頭がカサカサした状態になってしまいます。

 

髪の毛を美しく保つには、海水浴後のケアが大切です。
真水で洗い流すかシャンプーをするようにしましょう。

 

海に入った後のヘアケアの方法

アフターケアをしっかりしておくことで髪を美しく保つことができます。
海を楽しんだ後のケアポイントをおさえておきましょう。

 

@帰る前にしっかりシャワーを浴びる

 

まず、帰る前にシャワーをしっかり浴びましょう。
髪の毛に付着しているよごれや塩分を洗い流してあげることが大切です。
中途半端に残っていると髪に負担がかかっている状態が続いてしまいますので「このくらいでいいかな?」と思ったタイミングよりももうすこし長めにしっかりめに流すことが大切です。

 

A髪に優しい成分のシャンプーを使う

 

特にオススメなのが弱酸性のアミノ酸系シャンプーです。
海のシャワー室にもシャンプーやトリートメントが常備されていることもありますが、成分を考えると持参したほうが良いでしょう。
シャンプーは、ゴシゴシと洗うのではなく優しくもみ込むように洗うことがポイントです。

 

洗い方にもポイントがあります。2度洗いができるとさらに良いでしょう。
まず1回目のシャンプーでは地肌まで洗わずに髪の毛のゴワゴワをほぐしてあげるように洗います。
続いて2回目では地肌までしっかり洗うようにするのです。髪がほぐれているからこの方法ですととても洗いやすいです。

 

>>おすすめのアミノ酸シャンプー

 

 

B洗い流さないトリートメントを活用

 

トリートメントも自分の髪にあった商品を使いましょう。
トリートメントをつけたら2〜3分時間をおいて、栄養分を補給してあげることがポイントです。
特に毛先には多めにつけてあげましょう。

 

洗い流さないタイプのトリートメントを活用することもオススメできます。
髪に栄養が行き渡せることができるので、ダメージからの早めの回復が期待できます。

 

Cすぐにドライヤーで乾かす

 

洗い終わったらすぐドライヤーで乾かしてあげましょう。
夏だから乾くだろうと放置するのはオススメできません。髪は濡れていると、キューティクルが開いていて傷みやすい状態となっています。

 

また、海辺は紫外線も強く、潮風も吹いていますので髪にとってはダメージを受けやすい環境です。
ドライヤーで乾かしてあげることで、キューティクルがとじて防護壁の役割を果たしてくれます。
洗い終わったらなるべく早く乾かしてあげましょう。

 

準備が大切!事前の対策方法

アフターケアも大切ですが、事前に予防策を講じておくことで髪へのダメージを最小限におさえることができます。
海へ行く前の対策方法をまとめてご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

1:髪の毛へも日焼け止めを塗っておく

 

髪が痛む原因として塩分だけでなく紫外線もあげられます。
夏は1年の中でももっとも紫外線が強い時期です。
特に海辺は遮るものがないので、髪はダメージを受けやすいと言えるでしょう。

 

肌に日焼け止めを塗るのと同じように、髪にも髪用日焼け止めスプレーをしておくことをオススメします。
最近は種類も増えてきていますので、自分にあった商品を選んで使うようにしましょう。
洗い流さないタイプのトリートメントを塗る方法もオススメです。

 

紫外線が最も多い時間帯は10時〜14時くらいと言われています。
この時間に海辺で遊ぶなら日焼け止めは欠かせませんね。

 

2:長い髪はまとめておく

 

髪は濡れるとからまりやすくなりますので、事前にまとめておくと良いでしょう。
お団子や三つ編みが特にオススメです。
きっちり編み込んでおけば髪が海水に触れる面積をできるだけ少なくすることができます。

 

濡れてからまとめるのはキューティクルが開いており髪が傷みやすいので、できるだけ事前にまとめておきましょう。
余計なダメージを防ぐことができます。
プールならシリコン製のキャップをかぶると良いでしょう。

 

3:極力髪を濡らさないようにする

 

ここが一番のポイントになります。

 

日頃お風呂から出たあとも、できるだけ早めにドライヤーをあてることが推奨されていますが、やはりどうしても濡れた髪は傷みやすいのです。
髪を守るためには、できるだけ海水が触れるのを防ぐことが一番効果的と言えます。
少しでも髪が塩水に触れた場合は、しっかり洗い流してケアしてあげることが大切です。

 

4:帽子をかぶる

 

海辺で泳がない人も、紫外線を甘く見るのは頂けません。
日差しによる日焼けで、髪の表面が傷んでしまいますので、夏の強い日差しを緩和するために帽子をかぶることをオススメします。

 

意外と見落としがちなポイント

海水浴に行ったあとの帰り道でも注意するポイントがあります。
それは車のエアコンです。特に夏は暑いですので、帰りの車の中でエアコンをガンガンにかけがちなのではないでしょうか。

 

ただし、アフターケアをしたとしても、髪はハードな海辺の環境にさらされた後ですのでキューティクルが乱れがちになっています。
髪にエアコンの風がなるべくあたらないようにするなど、ちょっとだけ普段より一層気をつけてあげられると、エアコンによるダメージも緩和できます。

 

 

実は美容室に行くならバカンス後が良い!

海水浴シーズンに、思い切って海外に飛び立つ人も多いでしょう。
バカンスということで、気合を入れて事前に美容室に行く方がいますが、髪のことを考えると実はバカンスのあとに行くほうがオススメです。

 

なぜなら、髪をカットすると毛先に切れ目ができているからです。

 

カット断面があることによって、髪が乾燥しやすくなったり褐色に変化しやすくなってしまいます。
最近では断面を最小限にとどめる技術を持っている美容室もありますが、切っている以上ゼロにすることはできません。

 

また、カラーや縮毛矯正をして1週間くらいは髪のPHバランスが安定していません。
髪型をキメてすぐに海に入ってしまうと、髪にとってはダメージを受けやすい状態でハードな環境にさらされてしまうことになります。

 

美しいヘアスタイルを活かすためにも、海を楽しんだあとに美容室に行くことをオススメします。

 

 

 

いかがでしたか?

 

美しい髪を保つためにはしっかりケアしてあげることがポイントです。
ここでご紹介した方法をおさえて、海を楽しみましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク