毛先に白い粉ができる4つの原因

毛先に白い粉ができる4つの原因

ヘアアイロン

 

毛先が白くなったり、髪にフケのような白い粉が付いてお悩みの方もいらっしゃると思います。
白い粉の正体として、次の4つが考えられます。

 

  1. 内部のタンパク質が毛先に出てきている
  2. スタイリング剤の洗い残し
  3. フケ
  4. トリートメントの洗い残し

 

 

順番に原因と解消法を見ていきましょう。

 

1.アイロンやコテによるダメージが原因

特に毛先に白い粉ができる場合はアイロンやコテによる熱ダメージが原因です。
この場合の白い粉の正体は髪の毛の内部のタンパク質です。

 

ダメージヘアになると、髪の毛の内部のタンパク質が外に流れ出やすくなります。
タンパク質は高温になると白く変色します。
タンパク質が主成分である卵の白身が目玉焼きにすると白くなるのと同じです。

 

主に毛髪の断面からタンパク質が出てきますので、ヘアアイロンなどを高温で当て続けると毛先が白くなることがあるのです。
髪のタンパク質は180度10秒で変質が始まると言われています。

 

対策

髪は温度に弱いので、ヘアアイロンの温度はできるだけ下げ、短時間で済ませるようにしましょう。
また、切れ味の悪いハサミで自分で髪を切ったり、レザーカットをしたりするのも避けましょう。
キューティクルを削り取ってしまったり、髪の断面積が大きくなり、タンパク質が流出しやすくなります。

 

ダメージを受けてしまった髪は元には戻りませんので補修するしかありません。
キューティクルを補修したり、タンパク質を補給するようなシャンプーやトリートメントを使いましょう。

 

傷んだ髪を補修するヘアケアで、どんなシャンプーやトリートメントがいいかをご紹介しています。

 

 

2.スタイリング剤の洗い残し

スタイリング剤の洗い残しが白い粉として付着していることもあります。
これはシャンプーのやり方を見直せば解消します。
正しいシャンプーの順序は次の通りです。

 

  1. ブラッシングで大きな汚れを落とす
  2. お湯でしっかりすすいで汚れを落とす
  3. 少量のシャンプーでプレシャンプーをする(スタイリング剤を落とす)

 

 

参考:正しいシャンプーの手順

 

 

3.フケが原因

頭皮が乾燥しすぎてもベタベタしすぎてもフケが発生します。
フケの原因は新陳代謝の乱れや頭皮に存在する常在菌の増加などです。

 

対策うるには頭皮環境を改善する必要があります。
頭皮の炎症を抑え、バリア機能を復活させる、頭皮を保湿するなどが必要になります。

 

頭皮環境の改善には、特別な美容液があります。
すこやか地肌のような、頭皮環境改善に特化した美容液がおすすめです。

 

 

4.トリートメントの洗い残し

トリートメントやコンディショナーは髪をコーティングして指通りを良くする成分が使われています。
以前はシリコンが主流でしたので、それほど気にしなくても髪に残るということはありませんでした。

 

しかし、ノンシリコンが流行ってくると、シリコンの代わりになるコーティング剤を使う必要があります。
ノンシリコンのシャンプーやトリートメントの中には、その成分が白く固まって、しっかりすすいでも流れず髪に残ることがあります。
それなりのお値段がするトリートメントの中にもそういったものがありますから注意が必要です。

 

白い粉がゴムっぽく伸びるような白い粉でしたら、トリートメントが原因の可能性が高いでしょう。
その場合はシャンプーやトリートメントを変えてみましょう。

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク