傷みすぎた髪を治すシャンプー、トリートメント

傷みすぎた髪を治すシャンプー、トリートメント

髪の傷み

 

髪のオシャレを楽しみすぎたり間違ったヘアケアを繰り返してしまい、気づいた時にはハイダメージ毛になっていた……
という方もいることでしょう。

 

カラーやパーマを繰り返して傷みすぎた髪には多くの問題が起こります。

 

 

  • 切れ毛
  • 抜け毛
  • 枝毛
  • くしが通らない
  • パサパサ

 

 

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
チリチリ、バサバサの髪はもう嫌ですよね。

 

みすぎた髪を補修するお手入れ方法はあります。
今回まとめてご紹介します。

 

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ハイダメージ毛はどんな状態?

とても簡単に言うと、穴ぼこだらけの状態にあります。
様々な原因で髪の毛がダメージを受けているところに、縮毛矯正の失敗などが重なって、キューティクルが損傷し髪表面に穴があき、内部の間充物質というたんぱく質が露出してしまった状態です。

 

全体の見た目としてはほうきのようなチリチリした毛に見えます。
ビビリ毛と呼ばれることもあります。

 

ハイダメージ毛なのか判断する方法

自分の髪がハイダメージ毛にあたるのかどうか、判断する方法があります。

 

ハイダメージの状態は、表面のキューティクルが剥がれたり穴ぼこだらけの状態です。
この状態で水に濡らすと、一時的に穴ぼこが水で埋まるのでテロンとします。
これが乾くと水分がとんで硬くなってしまうのです。

 

水に濡れたときにテロンと柔らかくなったなら、ハイダメージ毛である可能性が高いです。

 

傷みすぎた髪を治す方法

一番最初にお伝えすることとして、髪は死滅細胞なので一度ダメージを受けると再生することはありません。
細胞自体は自己再生も修復もしないのです。

 

一番安全なのは、ダメージを受けた部分をプロの美容師さんにカットしてもらい、新しい健康な髪が生えくてくるのを待った方がよいでしょう。
ただし、髪は一日平均0,35〜0,4mm程度、1年単位でみても約14cmほどしか伸びません。

 

ヘアサイクルには個人差がありますが、一般的に男性で2〜5年、女性では4〜6年と言われています。
ただ伸びるのを待つだけですと、長い時間をかける必要があります。
そこで、ハイダメージな髪を補修する方法を合わせて取り入れることがおススメです。

 

傷みすぎた髪のケアには次の3つのステップが必要になります。

 

 

  1. 傷みの修復
  2. ダメージからの保護
  3. これ以上ダメージを与えない

 

 

順番に見ていきましょう。

 

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傷みの修復

ダメージを受けた髪は、キューティクルがはがれ、内部の栄養が流れ出てスカスカになってしまっています。

 

傷みすぎた髪

 

キューティクルがはがれると、ツヤはなくなり指通りが悪くなります。
そして内部の栄養(タンパク質)が外に逃げやすくなってしまいます。
その結果、髪の毛が弱くなり枝毛や切れ毛の原因になります。

 

また、水分も抜けやすくなるので、パサパサにもなってしまいます。
補修するためには、キューティクルを補修して栄養が逃げないようにすることと、逃げてしまった栄養分を補充する必要があります。

 

市販やサロン専売のダメージケアシャンプーやトリートメントは、シリコンなどの油分で髪をコーティングしているだけで、補修効果はあまりありません。
傷み過ぎた髪を補修するには、補修成分を使っているシャンプーやトリートメントを選ぶ必要があります。
傷んだ髪を補修するヘアケアで、どのシャンプー、トリートメントが補修効果が高いか解説していますので参考にしてください。

 

ハイダメージになった髪の毛は、日頃のお手入れの蓄積の結果です。
正しいお手入れを取り入れてあげることで、良い状態を持続することができるのです。
人それぞれ髪質も状態も異なりますので、自分にあったインバストリートメントを取り入れることが一番大切です。

 

ダメージからの保護

補修と同時に外部からのダメージから髪を保護する必要があります。
髪は熱、摩擦、ほこりなどによって傷みます。
傷みすぎた髪は特に影響を受けやすくなっていますから、しっかり保護しましょう。

 

方法としては、髪の毛の一番外側をコーティングすることになります。
使うのは、アウトバストリートメントと呼ばれる洗い流さないタイプのトリートメント。
お風呂上りに使うので即効性があるのと、保湿効果もあるのでダメージによるパサつきにも効果があります。

 

オススメはオイルタイプのもので、さらっとしているものです。
使い方のポイントは、2,3滴を少しずつなじませて、ベタつかないようにすること。

 

最近はマルラオイルがアルガンオイル以上に注目されています。
かなりダメージを受けているようなら試してみてはいかがでしょうか?

 

ヘアオイルはドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もあります。
特に傷みやすい毛先を中心になじませてあげましょう。
夜とあわせて朝つけるケアをしてあげるとなお効果的です。

 

これ以上ダメージを与えない

せっかく補修しても、またダメージを与えてしまっては意味がありません。
実は多くの人が日々の生活で知らず知らずにダメージを与えてしまっているのです。
正しいヘアケアを知っておくことも大切です。

 

参考:髪の傷みの原因と日々のヘアケアの方法

 

 

ナイトキャップという便利なアイテム

髪は摩擦に弱いという特徴があります。
ハイダメージの方にとって、寝返りを打つだけでも髪が絡まったり切れてしまったりすることがあります。
そこでおススメなのがナイトキャップです。

 

寝る時にかぶる帽子のようなアイテムであり、最近は芸能人で使用している人も多くインスタグラムに写真を載せている人もいます。
ナイトキャップを被ることで、就寝時の髪の摩擦を最小限に抑えることが可能です。
ヘアオイルをなじませてからナイトキャップをかぶって寝ると、うるおいが保たれ翌朝しっとりした手触りを実感しやすいでしょう。

 

ハイダメージ毛には個人の意識改革が大切!

髪が傷んでしまっても最悪美容院に行けばなんとかなる、と思っている方がいるとしたら危険です。
一度傷んでしまった髪は、どんな美容師さんでも元に戻すことはできません。
あくまで補修などをして、少しでも良い状態になるようにサポートすることができるだけです。

 

ハイダメージ毛は、いきなり起こるのではなく、日頃からのケアの積み重ねが限界点に達して引き起こされます。
個人の間違ったヘアケアや髪にとって良くない行為の繰り返しを改めないと、補修した状態を維持できなかったり、またハイダメージ毛を引き起こしてしまうことがあります。

 

髪が傷みすぎていると気づいた時点で、自分の日頃のヘアケアを見直すことが大切です。
こちらでご紹介したポイントをみて、原因が思い当たるなら少しづつ改善してあげることが大切です。

 

 

 

いかがでしたか?

 

パーマやカラーの繰り返しでひどく傷んでしまった髪はすぐには元には戻りません。
髪は自己再生するわけではありませんから、ここで紹介した方法で治っても一時的なものです。
修復を続けながら、新しい健康な髪に生え変わるまで待たなければなりません。

 

一番大切なのは、日頃からダメージを与えないように正しいヘアケアを続けることなんです。
ハイダメージ毛をこれ以上悪化させず守るためにも、基本となる正しいケアを取り入れて少しづつ改善していきましょう。
続けることで嬉しい変化を実感できますよ。

 

 

 

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